Bangkok Postとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Bangkok Postの意味・解説 

バンコック・ポスト

(Bangkok Post から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 03:49 UTC 版)

バンコック・ポスト」(Bangkok Post、บางกอกโพสต์)は、タイ王国英語日刊新聞1946年8月1日に創刊。ポスト・パブリケーション社(โพสต์ พับลิชชิ่ง)の傘下。発行部数7万5千部。朝日新聞と提携している。

概要

アメリカ軍戦略情報局員アレクサンダー・マクドナルドとプラシット・ルリターノン(ประสิทธิ์ ลุลิตานนท์)によって創刊。創刊時4ページ1バーツ

当時タイは東南アジアで唯一ソビエト連邦大使館があった国であったため、アメリカ大使館は親米的な主張を行う独立した新聞社を必要としていた。そのため、「バンコック・ポスト」はアメリカ合衆国国務省もしくは戦略情報局から資金援助を受けて運営されたともいわれている。いずれにせよマクドナルドの運営の下、同紙は自立的な経営を行い、ピーター・アーネット、T.D.アルマンなどの後年国際的に評価を受けた多くの記者を雇用した。

1950年代のクーデターの後、マクドナルドは退職し、ロイ・トムソンが経営を引き継いだ。新聞社の株主も変わることになり、セントラル・グループのチラーティワット家(ตระกูลจิราธิวัฒน์)、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト社、タイ最大のメディア・エンターテイメント企業であるGMMグラミー社(GMM Grammy)が主要出資者となった。1960年代に他社の英語夕刊『バンコック・ワールド』(Bangkok World)が創刊され、1980年代に『バンコックポスト』が買収するが、買収後まもなく廃刊。現在、最大の競争相手はタイ国内資本による新聞『ネーション』である。

外部リンク


「Bangkok Post」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bangkok Post」の関連用語

Bangkok Postのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bangkok Postのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバンコック・ポスト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS