Allemande c-Moll BWV 834とは? わかりやすく解説

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バッハ:アルマンド ハ短調

英語表記/番号出版情報
バッハアルマンド ハ短調Allemande c-Moll BWV 834

作品解説

2008年4月 執筆者: 朝山 奈津子

 現在では偽作とされる。《ジーグ ヘ短調》(BWV845)とともにベルリン国立図書館所蔵され資料(P 314)にのみ伝えられる作品。旧全集校訂報告にはすでに「比較新し筆写譜、ぞんざいであまり信頼できない」と述べられている。が、真の作曲者はまだ明らかでない
 冒頭両手による3オクターヴ分散和音下行幕を開けるこうしたトッカータ風のパッセージワークはバッハアルマンドには用いなかった様式である。この下行の走句は魅力的であるが、以後簡明、というよりもいささか単調で、常套句ばかりがあまり関連もなくつらなる全体70小節近い長さ充分に満足させるような展開にいたらず残念ながら冗長な印象否めない
 バッハ全集には収載されず、校訂譜も多くはない。信頼できる楽譜は旧全集42巻259-262頁に提供されている。




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