【AGM-78】(えーじーえむななじゅうはち)
AGM-78 Standard ARM(Anti-Radiation Missile)
RIM-66をベースに開発された、対レーダーミサイル。
前任のAGM-45はAIM-7の弾体を流用したものであり、射程が12km程度しかなかった。
それまでの爆弾などに比べればましではあったものの、発射母機はSAMサイトに対して接近しなければならず、返り討ちに遭う危険性が高かった。
AGM-78は艦対空ミサイルであるRIM-66の弾体を流用しており、航空機搭載ミサイルとしては大型で、それゆえ100km近い射程を誇った。
ベトナム戦争中、F-105GやF-4Gといった搭載力の大きい機体に搭載されて運用されたが、湾岸戦争の頃には小型かつより長射程のAGM-88へと交替した。
AGM-78 (ミサイル)
(AGM-78・ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 04:48 UTC 版)
AGM-78 スタンダードARM
- ^ a b Global Security>AIM-97 Seekbat ※2023年7月27日閲覧
- ^ a b Designation-Systems.Net>General Dynamics AIM-97 Seekbat ※2023年7月27日閲覧
- ^ a b c AGM-78 Track Luncher
- ^ Parsch, Andreas (2002年5月25日). “AGM-78” (英語). Directory of U.S. Military Rockets and Missiles. Designation-Systems.Net. 2007年7月28日閲覧。
- ^ “AGM-78 Standard ARM” (英語). National Museum of the U.S. Air Force. アメリカ空軍. 2007年7月28日閲覧。
- 1 AGM-78 (ミサイル)とは
- 2 AGM-78 (ミサイル)の概要
- 3 概要
- 4 搭載機種
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