AAQ-24 ネメシス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 04:04 UTC 版)
「ミサイル警報装置」の記事における「AAQ-24 ネメシス」の解説
AAQ-24 ネメシス(Nemesis)は、米ノースロップ・グラマン社(Northrop Grumman)と英BAEシステムズ社(BAE Systems)によって製作されたDIRCMである。次のシステムで構成される。 AAR-54 ミサイル警報システム 統合ユニット プロセッサー レーザーターレット (Small Laser Targeting Assembly, SLTA) 初期型では赤外線の妨害信号の発生にアークランプが使用された。新しい型ではNGCによって生産されるGUARDIAN名で知られるダイオードベースのポンプシステムが使用される。近いうちにさまざまな選択項目によって多くの民間航空機に対応させる予定である。 C-17 グローブマスターIII、MC-130、CV-22、KC-46A、P-8、MH-47Gに搭載される予定である。 LAIRGMは赤外線誘導ミサイルから大型航空機(Large Aircraft from infrared guided missiles)を守る要求であった。ALQ-24 ネメシスがその回答である。LAIRCM-LiteはC-17への計画である。これは本来のLAIRGMの機器が不足しているためにレーザー妨害装置とフレアを組み合わせたシステムである。
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