JR九州783系電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 九州旅客鉄道の電車 > JR九州783系電車の意味・解説 

JR九州783系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 18:51 UTC 版)

783系電車(783けいでんしゃ)は、九州旅客鉄道(JR九州)の交流特急形電車[1]。「ハイパーサルーン」の愛称を持つ[1]1988年昭和63年)3月13日に営業運転を開始した。


注釈

  1. ^ 営業運転開始時は120km/h[1]
  2. ^ 車体断面の大型化は、前述の側窓の拡大にも寄与している。
  3. ^ 211系電車のシステムを改良し、車内表示は新幹線100系電車をベースとしたものである[1]
  4. ^ 1M方式に対し、必要な装備を複数の車両に分散配置するものをユニット方式という。1M方式はユニット方式に比べ、編成の自由度が高い。
  5. ^ 営業運転開始時にも自動解結装置が取り付けられていたが、実際に使用することがなく踏切事故等で装置が破損して運転不能となる事態が続出したため撤去された[20]
  6. ^ 「にちりんシーガイア」及び一部の「にちりん」「ひゅうが」は6両編成、それ以外は4両編成。
  7. ^ 厳密にはこれに加え日南線南宮崎駅 - 田吉駅間、宮崎空港線田吉駅 - 宮崎空港駅間、鹿児島本線鹿児島中央駅 - 鹿児島駅間も含む

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 「JR九州ニューフェイス三姉妹 ハイパーサルーン783系交流電車」『鉄道ジャーナル』第22巻第5号、鉄道ジャーナル社、1988年5月、65-73頁。 
  2. ^ a b c 下田、p.3。
  3. ^ a b c 開発のころ、p.4。
  4. ^ 2013年 学研パブリッシング 鉄道車両のデザイン 南井健治
  5. ^ 西村、p.5。
  6. ^ 諸星幸信、千崎文雄「JR在来線交流電車用電機品」(PDF)『富士時報』第62巻第8号、富士電機、1989年8月、16-18頁。 
  7. ^ 九州を走るエコ車両(JR九州 環境報告書2017) - 九州旅客鉄道 2017年10月1日(インターネットアーカイブ
  8. ^ a b 下田、p.4。
  9. ^ a b c d e f 西村、p.8。
  10. ^ a b c d 下田、p.5。
  11. ^ a b 下田、p.6。
  12. ^ a b 下田、p.8。
  13. ^ a b c 下田、p.10。
  14. ^ 下田、p.12。
  15. ^ 西村、p.9。
  16. ^ a b c d e 下田、p.9。
  17. ^ 鉄道ファン』2011年9月号、交友社、2011年、49頁。 
  18. ^ 『JR電車編成表』 99夏、ジェー・アール・アール、1999年、170-171頁。ISBN 4-88283-031-0 
  19. ^ 『鉄道ファン』2011年9月号、交友社、2011年、46頁。 
  20. ^ 西村、p.6。
  21. ^ a b “HTB号欧風に一新 JR九州、開園25周年に合わせ”. 西日本新聞. (2017年1月4日). オリジナルの2017年1月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170104133841/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/299157 2017年1月4日閲覧。 
  22. ^ ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2022冬』交通新聞社、2021年11月22日、209頁。ISBN 978-4-330-06521-2 
  23. ^ ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2022冬』交通新聞社、2021年11月22日、208頁。ISBN 978-4-330-06521-2 
  24. ^ 「JRで最も早く誕生した特急電車 783系ハイパーサルーンものがたり」『鉄道ジャーナル』第48巻第5号、鉄道ジャーナル社、2014年5月1日、47頁。 
  25. ^ 下田、p.13。
  26. ^ “特急783系「ハイパーサルーン」、ラストラン 日豊線、鉄道ファン惜しむ”. 南日本新聞. (2021年3月13日). オリジナルの2021年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210313001445/https://373news.com/_news/?storyid=134127 2021年3月13日閲覧。 
  27. ^ JR九州春のダイヤ改正 大幅減便 宮崎県”. テレビ宮崎 (2021年3月12日). 2021年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月13日閲覧。
  28. ^ a b c 坂正博「JR九州新幹線・特急列車の運転体系概要」『鉄道ダイヤ情報』第323号、交通新聞社、2011年3月、28-35頁。 
  29. ^ 『列車編成席番表』 2007冬・春、ジェー・アール・アール、2007年。ISBN 4-882-83322-0 
  30. ^ ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2023夏』交通新聞社、2023年5月18日、207頁。ISBN 978-4-330-02423-3 
  31. ^ a b c d e ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2022冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2021年、p.360。ISBN 9784330065212
  32. ^ a b c ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2022夏』交通新聞社、2022年5月19日、360頁。ISBN 978-4-330-02822-4 
  33. ^ ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2023冬』交通新聞社、2022年11月21日、207,360頁。ISBN 978-4-330-06722-3 
  34. ^ ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2023夏』交通新聞社、2023年5月18日、360頁。ISBN 978-4-330-02423-3 
  35. ^ ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表2024冬』交通新聞社、2023年11月17日、360頁。ISBN 978-4-330-06423-9 
  36. ^ 解体キングダム 密着!鉄道車両工場 特急を解体せよ - NHK
  37. ^ 【JR九】783系 配給輸送 - 鉄道ホビダス RMニュース(2016年11月15日)、2016年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  38. ^ ステンレス車両初解体 - NHK北九州 2016年12月2日「ニュースブリッジ北九州」同日放送分(インターネットアーカイブ)


「JR九州783系電車」の続きの解説一覧




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からJR九州783系電車を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からJR九州783系電車を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からJR九州783系電車を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JR九州783系電車」の関連用語

JR九州783系電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JR九州783系電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJR九州783系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS