70、80年代以降の変容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 03:36 UTC 版)
「住民運動」の記事における「70、80年代以降の変容」の解説
70、80年代に入ると、新幹線公害などが取りざたされるも、全般的には、経済の低成長に伴い、住民運動の「冬の時代」(庄司興吉)などと論じられるようになったが、他方で、ぐるみ的な伝統的地域組織の変容によって住民運動はボランタリスティックな市民活動へと成熟したとも目されるようになった。 また、対立型の住民運動だけではなく、自治体などによっては、住民運動団体との対話・連携も進み、住民参画、住民による監視機能のひとつに目されるようになった。さらには、近年では、「住民参加から住民自治へ」という近年のスローガンに象徴されるように、住民の主権者意識を高める契機ともなっている。
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