40Ca
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/27 07:56 UTC 版)
現在の地球上に天然に存在するカルシウムの約97%は、40Caである。したがって、標準原子量は40.078(4) uと、40Caの質量に近い。カルシウムの地球上での一番軽い安定同位体は、40Caである。この原子核は、陽子20個、中性子20個からなる。このように原子核を構成する陽子と中性子の数が同数で、地球上で安定して存在できる原子核としては、2H、4He、6Li、10B、12C、14N、16O、20Ne、24Mg、28Si、32S、36Ar、40Caが知られている。これらの中で最も重いのが、この40Caである。地球上で安定して存在できる原子核は、40Caよりも重い原子核の場合、必ず陽子の数よりも中性子の数の方が多い。このようなことになっているのは、40Caの陽子と中性子とが共に20という魔法数であるからだと一般に説明されている。なお、このように陽子と中性子の両方が魔法数となっている状態を、二重魔法数になっていると言う。40Caのような二重魔法数となっている核種は、非常に安定であるとされている。 40Caは40Arと共に、40Kの崩壊により生成する核種の1つである。地質学の分野で用いられる放射年代測定の手法の1つとして、カリウム・アルゴン年代測定法がよく用いられる。これに対して、40Caについては、元々天然に40Caが多く存在するために、放射年代測定に40Caを用いることは困難である。カリウム・カルシウム年代測定法には質量分析等が用いられる。
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