40年以上前に発生した指名手配犯がいる事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:24 UTC 版)
「裁判員制度」の記事における「40年以上前に発生した指名手配犯がいる事件」の解説
公訴時効が停止している過去の対象事件が起訴された場合は裁判員裁判の対象となる。例として以下の事件の例がある。 1953年1月に発生した白鳥事件で指名手配されていた鶴田倫也(殺人罪) 1970年4月に発生したよど号ハイジャック事件で指名手配されているよど号グループの小西隆裕・魚本公博・若林盛亮・赤木志郎(強盗致傷罪など) 1972年5月に発生したテルアビブ空港乱射事件で指名手配されている日本赤軍の岡本公三(殺人罪など) 1974年に発生した連続企業爆破事件で指名手配されている東アジア反日武装戦線の桐島聡(爆発物取締罰則違反など) 1977年9月に発生したダッカ日航機ハイジャック事件で指名手配されている日本赤軍の坂東国男・佐々木規夫(ハイジャック防止法など) ただし、これらのような公安事件は、前述の裁判員法3条の「裁判員や親族に対して危害が加えられるおそれがある」として対象から除外され、起訴されても裁判員裁判にならない場合もある。
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