2025年和歌山県知事選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 18:32 UTC 版)
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2025年和歌山県知事選挙(2025ねんわかやまけんちじせんきょ)は、2025年6月1日に投開票が行われた和歌山県知事を選出するための選挙。公選第23代県知事を選出した。
概要
第22代知事の岸本周平が、在職中の2025年4月15日に敗血症性ショックのため死去した[1]ことを受けて実施されるものである。
選挙データ
- 選挙事由 - 岸本周平の死去に伴う[1]
- 選挙形態 - 首長選挙
- 告示日 - 2025年5月15日
- 投票日 - 2025年6月1日
- 同日選挙
- 和歌山県議会議員補欠選挙(日高郡選挙区)
立候補者
届け出順。
氏名 | 年齢 | 党派 | 現元新 | 職業・肩書 |
---|---|---|---|---|
松坂美知子 (まつざか みちこ) |
68 | 日本共産党 | 新 | 日本共産党和歌山県委員会副委員長 元和歌山市議会議員 |
宮﨑泉 (みやざき いずみ) |
66 | 無所属[2] | 新 | 前和歌山県副知事 元和歌山県知事室長 |
タイムライン
すべて2025年。予定を含む。
- 4月15日 - 第22代知事の岸本周平が敗血症性ショックのため急逝[1]。
- 4月18日 - 県選挙管理委員会が告示日を5月15日、投開票日を6月1日とすると決定[3]。
- 4月26日 - 自由民主党県連が副知事の宮﨑泉の擁立を決定[4]。
- 4月28日 - 宮﨑が会見で立候補を表明[5]。
- 4月30日 - 県内全21町村長でつくる県町村会が宮﨑の推薦を決定[6]。
- 5月7日 - 立憲民主党と国民民主党が宮﨑の推薦を決定[7]。社会民主党県連がこの日までに宮﨑の推薦を決定[8]。
- 5月8日
- 5月9日 - 宮﨑が副知事を退任[11]。
- 5月12日 - 公明党が宮﨑の推薦を決定[12]。
- 5月15日 - 告示。
- 6月1日 - 投開票。
選挙結果
投開票の結果、宮崎が松坂を大差で破り初当選を果たした。 ※当日有権者数:759,006人 最終投票率:39.86%(前回比:-0.49pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
宮﨑泉 | 66 | 無所属 | 新 | 250,454票 | 84.14% | 自由民主党・立憲民主党・公明党・国民民主党・社会民主党和歌山県連合推薦 |
松坂美知子 | 68 | 日本共産党 | 新 | 47,215票 | 15.86% |
脚注
- ^ a b c 「和歌山県の岸本周平知事が死去、68歳 敗血症性ショックで」『朝日新聞』 朝日新聞社、2025年4月15日。2025年4月18日閲覧。
- ^ 自由民主党・立憲民主党・公明党・国民民主党・社会民主党和歌山県連合推薦
- ^ 「和歌山県知事選は6月1日投開票 岸本氏の急逝を受け、県選管が決定」『朝日新聞』 朝日新聞社、2025年4月18日。2025年4月18日閲覧。
- ^ 和歌山県知事選挙、自民党県連が副知事の宮崎泉氏の擁立決定…急逝した岸本氏の職務代理者讀賣新聞 2025年4月26日
- ^ 副知事が出馬表明 和歌山知事選時事通信 2025年04月28日
- ^ 知事選 県町村会は宮崎氏推薦 /和歌山毎日新聞 2025年5月1日
- ^ 和歌山知事選で副知事推薦 立民、国民時事通信 2025年05月07日
- ^ 【知事選】立憲民主・宮﨑泉氏を推薦和歌山放送 2025年05月07日
- ^ 和歌山知事選、選挙戦に 共産が党県副委員長擁立へ「白紙委任させたくない」産経新聞 2025年05月08日
- ^ 県知事選挙立候補予定者説明会テレビ和歌山 2025年05月08日
- ^ 和歌山県知事の代理つとめる副知事が辞職 県知事選出馬へ 新たな代理は県土整備部長毎日放送 2025年5月9日
- ^ “公明、和歌山知事選で前副知事を推薦”. 産経新聞. (2025年5月12日) 2025年5月12日閲覧。
- 2025年和歌山県知事選挙のページへのリンク