２‐イソブチルチアゾール
2-イソブチルチアゾール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/02/13 22:04 UTC 版)
| 2-イソブチルチアゾール 2-Isobutylthiazole[1] |
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|---|---|
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 18640-74-9 |
| 特性 | |
| 化学式 | C7H11NS |
| モル質量 | 141.23 g mol−1 |
| 外観 | 黄色ないし薄い黄色の液体 |
| 匂い | グリーンノート |
| 沸点 | 180℃ |
| 危険性 | |
| 引火点 | 58℃ |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
2-イソブチルチアゾール（英: 2-Isobutylthiazole）は、チアゾールの誘導体の一種である。黄色の液体で、土の匂い[2]とも、傷んだワインのような匂い[3]とも表現される。天然にはトマトに微量に含まれ、香気成分として重要な役割を持つ[4]。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する[1]。
用途
製法
2,5-ジヒドロキシ-1,4-ジチアンにアンモニアとイソブチルアルデヒドを加えイソブチルチアゾリンを得たのち、これをキノンにより酸化すると2-イソブチルチアゾールが得られる[4]。
脚注
- ^ a b 製品情報（東京化成工業）
- ^ 香りのミニ知識（長谷川香料）
- ^ 表2 化合物とにおいの説明 - NIHS（国立医薬品食品衛生研究所）Microsoft Excel
- ^ a b c 湖上国雄 『香料の物質工学 -製造・分析技術とその利用』 地人書館、1995年、227頁。ISBN 4-8052-0491-5。
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