00:00と24:00
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:43 UTC 版)
24時間表記で、1日の始まりは00:00である。1日の終わりは、23:59:00の60秒後であり、この時刻を表現するために便宜上24:00という表記を用いることがある。ある日の24:00は、その翌日の00:00と同時刻である。 期間の終わりを時刻で表す場合に24:00の表記が用いられることがある。たとえば営業時間が深夜に終了する場合に07:00 - 24:00のように書くのである。鉄道の時刻表では出発時刻の場合に00:00、到着時刻の場合に24:00として午前0時を書き分けるものがある。法律上の契約で期間を表す場合、日付で表された期間の終了を明示的に表現すると、終了日の24:00ということになる。 24時間表記では、00:00と24:00を使い分けることで一日の始点と終点を区別することができ、このような表記を持たない12時間表記よりは明確に表すことができる。しかしながら、24時間表記であっても、曖昧さを排除するために24:00を避け、午前0時付近の時刻に23:59や00:01を用いるようにする場合もある。スタイルガイドや軍隊の通信規約でそのような用法を推奨する例もみられ、たとえばアメリカ海軍やアメリカ海兵隊の通信マニュアルは、0001から2400までの24時間表記を用いている。
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