比翼

デジタル大辞泉

ひ‐よく【比翼】

読み方：ひよく

１ 「比翼の鳥」の略。

２ 「比翼仕立て」の略。

３ 「比翼紋」の略。

世界宗教用語大事典

ひよく 【比翼】

二羽の鳥が互いに翼を並べるのを比翼という。これから転じて相思の男女をいっしょに葬った塚を比翼塚という。中国の伝説に比翼の鳥があり、雌雄のつがいが一体となって飛ぶという。白楽天の「長恨歌」で有名。

アパレル・ファッション用語集

比翼（フライフロント）

前身頃の打ち合わせの端を二重にして、ボタンやジッパーなどを布と布の間で挟み、表から見えないようにした打ち合わせのこと。

比翼とは2羽の鳥が翼を並べて飛ぶこと。

短編小説作品名辞典

比翼

作者泡坂妻夫

収載図書比翼
出版社光文社
刊行年月2001.2

収載図書比翼
出版社光文社
刊行年月2003.8
シリーズ名光文社文庫

隠語大辞典

比翼

読み方：ひよく

1. 連理の条を見よ。〔情事語〕

分類 情事語

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ウィキペディア

比翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/05/09 10:08 UTC 版)

比翼（ひよく）とは、二羽の鳥が翼を並べること。転じて、男女の仲睦まじい様子の喩え。比翼連理。

• 比翼の鳥の略。
• 比翼仕立ての略。
• 比翼紋の略。

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「比翼」の例文・使い方・用例・文例

• 比翼連理の契を結ぶ
• 鴛鴦の契りを結ぶ、比翼連理の契りを結ぶ（共白髪を誓う）
• 比翼のあるテント
• 二枚重ねたように見せるため,着物のすそなどを二重にする比翼仕立て
• 自分の紋と恋人の紋を組み合わせた紋の比翼紋
• 和裁で,比翼仕立てという,重ね着にみえる仕立て方
• 洋裁で,比翼仕立てという,ボタンが隠れる仕立て方
• 比翼塚という,男女を合葬する塚
• 比翼鳥という鳥