ゴマ【Goma】
Goma
GOMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 07:19 UTC 版)
GOMA | |
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出生名 | 森本 弘起[1] |
生誕 | 1973年1月21日(52歳) |
出身地 | ![]() |
職業 | ディジュリドゥ奏者 点描画家 |
担当楽器 | ディジュリドゥ |
活動期間 | 1994年 - 2009年 2011年 - |
公式サイト | GOMAWEB.NET |
GOMA(ごま、1973年1月21日 - )は日本のディジュリドゥ奏者、画家。大阪府出身。
来歴
1973年1月生まれ。大阪府出身。オーストラリア先住民族の管楽器ディジュリドゥを演奏する音楽家であり画家。1998年にオーストラリアのアーネムランドで行われたディジュリドゥコンペティションで準優勝。その後、フジロックフェスティバルをはじめ日本国内外のフェスティバルで活動。
2009年、交通事故に遭い高次脳機能障害の症状により音楽活動を中断。しかし、事故後に緻密な点描を駆使した絵画を描き始める。以来、新宿高島屋美術画廊(2019年)、PARCO Museum (2022年)、GYRE Gallery(2024年)などの会場で個展を開催。
GOMAの波乱に満ちた人生は、映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』により記録され、2012年の東京国際映画祭で観客賞、2013年の韓国全州国際映画祭で最優秀アジア映画賞、2014年大阪シネマフェスティバルにて音楽賞を受賞。
2021年には東京パラリンピック開会式にて、ひかるトラックの入場音楽を担当。2024年文化庁のプロジェクトにてGOMAの代表作『ひかりの世界』を万博記念公園の上空に千機のドローンで描き出す壮大な演出を行う。
現在も音楽・アート・ストーリーテリングの独自の融合を通じ、逆境を乗り越える力やアートの持つ変革の力を示しながら観客にインスピレーションを与え続けている。
アルバム
- “Timeless Tubes”(1998)
- “吾”(2000)
- “Million Breath Orchestra”(2002)
- “Jungle Champlu”(2003)
- “IN A JUNGLE”(2003)
- “ENDLESS WONDERER”(2004)
- “Soul of Rite”(2006)
12インチシングル
- Vibes Vender
映画
書籍
- 『失った記憶 ひかりはじめた僕の世界 高次脳機能障害と生きるディジュリドゥ奏者の軌跡』中央法規出版(2016年)ISBN 978-4805854051
出演
- 粛々と運針(2022年3月8日 - 27日、東京・PARCO劇場、4月8日 - 10日 / 大阪・森ノ宮ピロティホール)[4]
- おはようパーソナリティ古川昌希です(2023年3月10日、ABCラジオ)
- 激レアさんを連れてきた。(2025年2月17日、テレビ朝日)
脚注
- ^ “軽度外傷性脳損傷の民族楽器奏者 点描画「生きる証し」に” (PDF). 毎日新聞. (2010年8月26日) 2018年7月22日閲覧。
- ^ “Profile | GOMA Official Web”. GOMA. 2018年4月1日閲覧。
- ^ “東出昌大の狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』2024年2月16日公開へ 監督はエリザベス宮地”. リアルサウンド映画部. blueprint (2023年11月9日). 2023年11月9日閲覧。
- ^ “粛々と運針”. PARCO STAGE -パルコステージ-. 2022年1月22日閲覧。
外部リンク
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