NEPAD
英文正式名:The New Partnership for Africa’s Development
日本名(略称):アフリカ開発のための新パートナーシップ
アフリカ開発を最終目標とした包括的な文書。2001年7月にアフリカ統一機構(OAU)首脳会議において採択された「新アフリカ・イニシアティブ」(NAI)が、同年10月の国家元首政府首脳実施委員会初回会合においてNEPADへと改称された。主体性(オーナーシップ)と自助努力によるアフリカの貧困撲滅、持続可能な成長と開発、グローバル経済への統合を目指し、国際社会に対しては、その自助努力の補完となる支援(パートナーシップ)を求めている。
※この記事は「財務省」ホームページ内の「国際関係略語集」の2008年10月現在の情報を転載しております。
アフリカ開発のための新パートナーシップ
(NEPAD から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/26 15:25 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アフリカ開発のための新パートナーシップ(アフリカかいはつのためのしんパートナーシップ、New Partnership for Africa's Development, 通称:NEPAD)は、2001年にアフリカ統一機構(現在のアフリカ連合)が定めた、アフリカのための開発目標プログラム。
意義
2002年にOECD閣僚会議の議題となったほか、同年にカナナスキスで開催された先進国首脳会議(G8)では、アフリカのための新パートナーシップに応えるべく、多額のアフリカ向け資金援助やアフリカ各国が抱える対外債務の免除などが議題となり、最終的にこれらの対策を盛り込んだ「G8・アフリカ共同計画」が採択された。
概要
アフリカの貧困撲滅、持続可能な成長と開発、経済的な孤立化の回避と世界の政治経済とのグローバル化、女性の社会進出を目指すプログラム。
行動計画
平和と安全保障、民主的な政治体制、経済の持続的な発展、教育の拡充など、多岐にわたる分野を対象にしている。
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