黄水黎の家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 08:44 UTC 版)
グエンフエ通り255A番地には、1928年から1932年までサデークに住んでいたフランスの作家、マルグリット・デュラスの小説の題材となった黄水黎の家(ベトナム語版)がある。デュラスの母マリーが働いていたフンヴオン通りとホースアンフオン通りの角にある学校は今も残っており、チュンヴオン小学校となっている。デュラスは富裕な華人家庭の子息であった黄水黎(フイン・トゥイ・レー、Huỳnh Thủy Lê)とサデークで出会って情事を重ね、この体験を元にした小説『愛人(英語版)』(L'Amant)は1984年にゴンクール賞を受賞した。黄水黎の家は長い間政府機関の事務所として使用されていたが、2007年に一般公開され、フランス語・英語・ベトナム語のガイドが行われている。
※この「黄水黎の家」の解説は、「サデーク」の解説の一部です。
「黄水黎の家」を含む「サデーク」の記事については、「サデーク」の概要を参照ください。
- 黄水黎の家のページへのリンク