麗人と呼ばれた愛妾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 15:20 UTC 版)
「アルフォンソ8世 (カスティーリャ王)」の記事における「麗人と呼ばれた愛妾」の解説
後に曾孫のアルフォンソ10世の記した「アルフォンソ10世年代記」によれば、アルフォンソ8世はユダヤ人宰相イエフダの娘ラケルを愛妾とし、トレドの王宮で7年間ともに暮らし、国政も顧みなかったという。ラケルは「麗人(ラ・フォルモーサ)」と歌人に謳われた美女であったが、王の不在中、父子共々ユダヤ人蔑視の民衆により虐殺された。王がユダヤ人を重用するのを危ぶんだ王妃レオノールと貴族達が仕向けたと言われている。王は彼女の死を嘆いたが、首謀者達を処罰する事ができなかった。
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