鹿野伸二

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鹿野伸二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/23 05:07 UTC 版)

鹿野 伸二（かの しんじ、1959年5月4日 - ）は、日本の裁判官。最高裁判所調査官や、名古屋家庭裁判所所長等を経て、名古屋高等裁判所部総括判事。

人物・経歴

福岡県大牟田市出身^[1]。九州大学卒業後^[2]、1985年に裁判官に任官し、主に刑事事件を扱った^[3]。最高裁判所調査官、東京地方裁判所部総括判事を経て^[4]、2014年東京家庭裁判所部総括判事。2015年広島家庭裁判所長。2018年から名古屋家庭裁判所長を務め^[3]、文書を書き換えた裁判所書記官に対し、国家公務員法に基づく懲戒処分を行い退職させるなどし、再発防止にあたった^[5]。2019年名古屋高等裁判所部総括判事^[6]。2022年さいたま家庭裁判所所長^[7]。

裁判

• 黒子のバスケ脅迫事件で、威力業務妨害罪に問われた被告人の派遣社員の男の審理に、裁判長としてあたった^[8]。
• 名張毒ぶどう酒事件第10次再審請求で請求を棄却^[9]。

著書

• 原田國男判事退官記念論文集刊行会編『新しい時代の刑事裁判 : 原田國男判事退官記念論文集』判例タイムズ社 2010年

脚注

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出典

1. ^ 名古屋家裁：鹿野新所長「利用しやすい裁判所目指す」 ／愛知 - 毎日新聞 毎日新聞 2018年1月13日
2. ^ [1] (PDF) 九州大
3. ^ ^{a b} 名古屋家庭裁判所長 裁判所
4. ^ 「名古屋家裁・鹿野新所長が就任会見 」 日本経済新聞 2018/1/12 21:15
5. ^ 「ミスを隠したかった」無断で審判文書書き換えた男性書記官を停職処分 .. 産経ニュース 2018.4.26 14:57
6. ^ 「最高裁人事（１日付）」 朝日新聞デジタル 2019年12月1日05時00分
7. ^ さいたま家庭裁判所長 鹿野　伸二 （ かの　しんじ ） （昭和34年5月4日生）裁判所
8. ^ 「黒バス」脅迫認めた派遣社員の男 「反省も謝罪もしない」共同通信・ LINE NEWS2014年3月13日
9. ^ 三重「名張毒ぶどう酒事件」元死刑囚の再審認めず 名古屋高裁NHK 2022年3月3日

先代 萩原秀紀

名古屋家庭裁判所長 2018年 - 2019年

次代 戸田久

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