鷲羽池火山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 15:59 UTC 版)
山頂から南東450 m程の位置に鷲羽池がある。鷲羽岳南東斜面に形成された火山で、鷲羽池火口は鮮明な火口地形が残る。12万年前以降に活動し、安山岩~デイサイトの溶岩流を東南に流出している。火口地形が鮮明なため過去1万年内に噴火した可能性があるという推察もあるが、気象庁の指定する活火山には指定されていない。鷲羽池火口南東にある硫黄沢では高さ数百m以上に上昇する水蒸気噴出がしばしば目撃されている。ここでは2020年8月31日に噴気上昇が目撃され、その後も何度か確認目撃された(9月28日は比較的大きな規模)。2020年以前も同様な現象は3-5年に1回程度起こっているという。
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