鵞鳥と孔雀の夫婦の話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「鵞鳥と孔雀の夫婦の話」の解説
バートン版「鳥と獣と大工の物語(第146夜‐第147夜)」 東洋文庫版「鳥獣と人間との物語(第146夜‐第147夜)」 ある孔雀の夫婦の所に、鵞鳥が一羽逃げてきた。聞くと「私はある夜、夢で『人間に注意せよ』と聞き、やみくもに逃げ出したところ、若いライオンに会った。そこへ人間から逃げ出したロバ、馬、ラクダが次々来て、口々に人間の怖さをライオンに話して逃げていった。そこへ人間が来て、ライオンは罠にかかって殺され、私は恐怖のあまり、ここまで逃げて来ました。」と鵞鳥は言った。そこに信心深い牡鹿が来た。牡鹿と孔雀の夫婦は毎日神に祈りを捧げたが、鵞鳥は忘れることがあった。ある日、人間が来て、牡鹿と孔雀の夫婦は逃げることができたが、鵞鳥は捕まり、食べられてしまった。
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