魚野川橋梁 (只見線)とは? わかりやすく解説

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魚野川橋梁 (只見線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 20:56 UTC 版)

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魚野川橋梁
基本情報
日本
所在地 新潟県魚沼市
交差物件 魚野川
建設 - 1937年[1]
構造諸元
形式 単線下路プレートガーダー[1]
全長 301 m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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魚野川橋梁(うおのがわきょうりょう)は、新潟県魚沼市魚野川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線鉄道橋である。

概要

只見線(小出口)の小出駅 - 大白川駅間の建設工事に伴って1937年(昭和12年)に完成した。藪神駅 - 小出駅間の信濃川水系である魚野川に架かる全長301 m(メートル)の橋梁である(外部リンク参照)。

只見線は藪神駅より魚野川支流である破間川沿いに南下してきた後、魚野川対岸沿いの小出駅へ進入するために、駅構内手前の魚野川および河川敷を本橋梁にてカーブしながら渡っている。

構造

10連の単線下路式プレートガーダーの形式である。

  • 1 - 3連目:支間長36.3 m
  • 4 - 6連目:支間長36.4 m
  • 7 - 10連目:支間長19.0 m(桁高が若干低い)

本橋梁は半径250 mの曲線を描いている。1径間の主桁は直線であるが、横桁に取り付けた縦桁の位置を横方向に階段状にずらせて、曲線に対応させている。また、本橋梁は魚野川と破間川の合流点に架設されており、洪水時の川の流れを考慮して、5基の橋脚は各個別々の方向に築造されている。

周辺

その他

本橋梁の藪神方には、かつて只見線に接続していた電源開発所有の専用線廃線跡がある[2]。専用線は奥只見の電源開発の輸送拠点となっており、ダム等の建設が一段落した後は管理拠点となっていた。現在は、専用線は舗装道路と遊歩道に、電源開発所有の拠点敷地の大部分は芝生の公園になっている。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 歴史的鋼橋 魚野川橋梁(土木学会) - 2019年5月9日閲覧。
  2. ^ 廃線跡は只見線と並走後、羽根川手前辺りからカーブする舗装道路となり、国道352号を横断後は魚沼市消防本部付近の遊歩道までが確認できる。その先の拠点があった公園までは建物があるため確認できない。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯37度14分12.4秒 東経138度57分9.5秒




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