魔風邪恋風邪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 04:05 UTC 版)
十二月も中旬に差し掛かる中、乙女は先輩の腕に抱かれたことを思い出しボーっとしていた。一方、先輩はアパートの一室で一人風邪に苦しんでいた。実は風邪に苦しめられていたのは先輩だけでなく、樋口さんを始めとしたいつもの面々、そし て京都中の人々が同じ症状に悩まされていた。樋口さんや東堂さん を見舞っていた乙女は、途中で以前古本市で出会った少年(古本市の神様)に出会い、どんな病気でも治せるという薬「ジュンパイロ」を譲り受ける。彼女がそれを、京都中に蔓延している 風邪の元凶であるらしい李白さんの元へ届けると、李白さんはそれ を呑み、大きな咳をひとつする。すると、李白さんの身体の中で猛威を振るっていた風邪の神様が竜巻となって飛び出し、それに乙女も巻き込まれ、天空へと連れ去られてしまう。そこで彼女は、同じく竜巻に攫われていた先輩に出会う。そして先輩が下宿で目を覚ますと、乙女が自分の手を握っていたのだった。その後、二人は一緒にデートに行く仲にまで進展した。
※この「魔風邪恋風邪」の解説は、「夜は短し歩けよ乙女」の解説の一部です。
「魔風邪恋風邪」を含む「夜は短し歩けよ乙女」の記事については、「夜は短し歩けよ乙女」の概要を参照ください。
- 魔風邪恋風邪のページへのリンク