高高度と低気圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 01:36 UTC 版)
地球の表面(または大気)のうち平均海面から遠い領域は、高高度と呼ばれる。高高度は、海抜2,400mから始まると定義することもある。 高高度では、気圧は海面よりも低くなる。これは、空気をできるだけ地表に近づけようとする重力と分子をできるだけ拡散させようとする熱という2つの対立する物理効果の拮抗の結果である。 低い気圧のため、高度が高くなるほど空気は拡散し、冷たくなってくる。そのため、高高度の空気は冷たく、特徴的な高山気候となる。この気候は、高高度での生態系に大きく影響している。
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