高雄式左転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 03:08 UTC 版)
「PTT (台湾)#PTTでの流行語、頻出用語」も参照 台南市や高雄市など南部で現在でも多くの違反行為が横行しているとされる。特に高雄市ではスクーター利用者の35%が何らかの違反行為を行っていると報道されるほどである。原因として警察の取締が緩いことが挙げられるが、高雄市警察局は『赤信号無視の摘発件数は2011年の121,563件から2012年の132,770件と増加したが、取締強化により二段階左折違反の摘発件数は71,351件から66,681件に減少した。』と反論しているものの、北部と比して厳格ではないと指摘されている。 このため2015年に台湾最大のインターネット掲示板批踢踢(PTT)で「逆二段式」が「高雄式左轉(高雄式左折)」と呼ばれると、このネーミングがネット上で拡散され定着するようになった。 内政部の公表する統計では市内で「高雄式」と呼ばれる違法行為は毎年5万件以上に達し、これによる交通事故も3,000件以上、死亡者数は4人となっている。2017年に警察が摘発を強化したところ、僅か1週間で8,597件に達した。 近年では高雄市交通局により二輪車の交通量が著しく多く交差点内の待転区拡張に難がある交差点では二段式を撤廃し、慢車道を二輪車専用道として試験的に直接左折を導入する場所もある。
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