高階石河とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 高階石河の意味・解説 

高階石河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 11:22 UTC 版)

 
高階石河
時代 平安時代初期
生誕 延暦3年(784年
死没 承和9年5月29日842年7月10日
別名 石川
官位 従四位下中務大輔
主君 嵯峨天皇淳和天皇仁明天皇
氏族 高階真人
父母 父:高階浄階
兄弟 石河、河子
テンプレートを表示

高階 石河(たかしな の いしかわ)は、平安時代初期の貴族。名は石川とも記される。左大臣長屋王の子である安宿王の後裔。少納言高階浄階の子。官位従四位下中務大輔

経歴

中監物を務めた後、弘仁13年(822年宮内少丞に任ぜられ、程なく大丞に昇り、嵯峨朝末の弘仁14年(823年従五位下叙爵する。同年兵部少輔に任ぜられるが、俄に少納言に遷る。声音が優れているとして父・浄階と相次いで少納言に任ぜられたが、当時の評判では石河の称唯(天皇に召された官人が口を覆って「おお」と応答すること)の声が細やかでかつ高く、父より勝っていたという[1]淳和朝末には、常陸介出雲守を続けて兼任した。

仁明朝では、承和2年(835年)従五位上、承和8年(841年正五位下と昇進し、承和9年(842年)には従四位下・中務大輔に叙任される。同年5月29日に卒去。享年59。最終官位は中務大輔従四位下。

官歴

六国史』による。

脚注

  1. ^ 『続日本後紀』承和9年5月29日条
  2. ^ 『正倉院文書』巻8-3260

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高階石河」の関連用語

高階石河のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高階石河のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの高階石河 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS