高専ロボコンの変遷とは? わかりやすく解説

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高専ロボコンの変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 06:15 UTC 版)

高専ロボコンはテーマが毎回異なるのが特徴の一つである。テーマだけではなく競技ルールや大会運営もテーマと大会の発展、高等専門学校の事情に伴って変化してきた。

大会規模

参加校数と参加チーム数

第1回、第2回大会までは参加を希望した高専の内、書類審査を通過した高専が出場した。第3回大会「ニュートロンスター」から参加校数を全国の高専に広げ、地区大会はなかったが、全国大会本選の前に予選が行われた。第4回大会から地区大会が開始され、1校から1チームから1校2チームの参加になった。第4回「ホットタワー」と第5回「ミステリーサークル」のチーム数が参加校数の2倍ではないのは、旧熊野高専(現近畿大学高専)が1チームのみの参加だったからである。何らかの事情により1チームのみの参加の高専やキャンパスが稀ある。

第6回大会から第16回大会まで同じ参加校数と参加チーム数で推移したが、第17回大会以降は沖縄高専の開校、高専の合併や廃止により参加校数とチーム数が増減した。2006年第19回大会の「ふるさと自慢特急便」から都立産業技術高専が出場しているが、旧都立工業高専の品川キャンパスとして2チーム、旧都立航空高専の荒川キャンパスとして2チームが出場しており、1校から4チームも出場している。2009年の第22回大会以降は以下の高専が合併して1校2キャンパスから4チームが出場することとなった。

  • 仙台高専
    • 広瀬キャンパス(旧仙台電波高専)
    • 名取キャンパス(旧宮城高専)
  • 富山高専
    • 本郷キャンパス(旧富山高専)
    • 射水キャンパス(旧富山商船高専)
  • 香川高専
    • 高松キャンパス(旧高松高専)
    • 詫間キャンパス(旧詫間電波高専)
  • 熊本高専
    • 熊本キャンパス(旧熊本電波高専)
    • 八代キャンパス(旧八代高専)

第33回大会では、新型コロナウイルス感染症流行の影響を加味し、出場の有無は各校の判断に委ねられ、各高専またはキャンパスから最大4チームが地区大会に参加できた。

全国大会のエキシビジョン試合に参加する機会が与えられることがあるため、参加校数と参加チーム数が若干増加する大会がある。

参加校数と参加チーム数の変遷
回数 開催年 大会名 総参加校数 キャンパス 総参加チーム数 全国大会参加校数 全国大会参加チーム数 特記事項
1 1988 乾電池カー・スピードレース 12 12 同左 同左 同左 書類応募24校、大会直前棄権1校
2 1989 オクトパスフットボール 20 20 同左 同左 同左 書類応募53校
3 1990 ニュートロンスター 62 62 62 32(62) 32(62) 桐蔭高専最初にして最後の参加、トーナメントの前に予選が行われた
4 1991 ホットタワー 62+1 62+1 123+1 31+1 31+1 札幌市立高専参加開始。スラバヤ電子ポリテクニックが全国大会に特別参加。旧熊野高専は1チーム参加。
5 1992 ミステリーサークル 62+1 62+1 123+1 31+1 31+1 スラバヤ電子ポリテクニックが全国大会に特別参加。旧熊野高専は1チーム参加。
6 1993 ステップダンス 62 62 124 24 24
7 1994 スペースフライヤー 62 62 123 24 24 旧富山商船高専(現富山高専射水キャンパス)は1チーム参加
省略
11 1998 生命上陸 62 62 122 24 24 旧詫間電波高専(現香川高専詫間キャンパス)と宇部高専は1チーム参加
12 1999 Jump To The Future 62 62 124 24 24
13 2000 ミレニアムメッセージ 62 62 124 24 24
14 2001 Happy Birthday 39 62 62 124 24 24
15 2002 プロジェクトBOX 62 62 124 24 24
16 2003 62 62 123 24+1 24+2 エキシビジョンに1校2チーム追加。札幌市立高専は1チーム参加(棄権)
17 2004 マーズラッシュ 63 63 126 25 25 沖縄高専が参加開始
18 2005 大運動会 63 63 126 25 25 札幌市立高専最後の参加
19 2006 ふるさと自慢特急便 61 62 124 25 25 旧都立高専2校が都立産業技術高専として参加開始
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 61 62 124 25 25
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 61 62 124 25+1 25+2 エキシビジョンに1校2チーム追加
22 2009 DANCIN' COUPLE 57 62 124 25 25 8校が同県内で合併し4校に
23 2010 激走! ロボ力車 57 62 124 25 25
省略
27 2014 出前迅速 57 62 124 25 25
28 2015 輪花繚乱 57 62 124 25 25+2 全国大会に出場する競技委員会推薦チーム枠の設定開始、エキシビジョンに2チーム追加
29 2016 ロボット・ニューフロンティア 57 62 124 25 25
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 57 62 124 25 26 競技委員会推薦チームが初めて選出(1チーム)
31 2018 Bottle-Flip Cafe 57 62 124 25 25
32 2019 らん♪ RUN Laundry 57 62 124 25 26 競技委員会推薦チームの選出あり(1チーム)
33 2020 はぴ☆ロボ自慢[1] 53 58 146 26 28 競技委員会推薦チームの選出あり(3チーム)
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 56 61 116 25 26 競技委員会推薦チームの選出あり(1チーム)
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 57 62 124 25+1 25+2 エキシビジョンに2チーム追加
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 57 62 124 27 27 四国地区からの全国大会出場枠が2から3に増枠、競技委員会推薦チームの選出あり(1チーム)
37 2024 ロボたちの帰還 57 62 124 26+2 26+2 エキシビジョンに2チーム追加

注意:エキシビジョン参加校・チーム数は上記の表の限りではない。

全国大会出場枠

第3回「ニュートロンスター」まで地区大会はなかったが、第3回大会では全国大会の前に予選が行われ、全国の高専62校から31校に絞られた。

第4回「ホットタワー」から、トーナメントを勝ち上がった優勝校の一つのチームと、審査員の推薦を受けた一つ以上のチームが全国大会に進出する。地区大会に1校または1キャンパスから2チーム出場できるが、全国大会へ出場できるのは1校または1キャンパスから1チームとしているため、優勝校と同じ高専・キャンパスのチームが推薦されることはない。都立産業技術高専のように合併途中にある高専はキャンパス毎に2チーム出場可能であり、優勝したチームがなければキャンパス毎に推薦が可能である。例えば、出場枠が3枠の場合は、地区大会優勝チームで1枠、他の2枠を審査員に推薦された互いに異なる高専またはキャンパスのチームに割り当てる。

各地区からの全国出場枠の割合を、大会毎にみていくと若干の差がある。第4回「ホットタワー」および第5回「ミステリーサークル」では全国大会に進出できる校数は31校であった。北海道地区は最高の割合60%、東北地区は57%の高専が全国大会に進めるのに対して、九州地区は44%と最低の割合であり、この時期は九州地区が全国一の激戦区であった。第6回「ステップダンス」から全国大会に進出できる校数は24校に減少し、第16回「鼎」まで続いた。第6回の東海・北陸地区は出場チームに比べて全国出場できる枠が4つしかないためにテレビ番組中に全国一の激戦区と紹介されていたが、第7回で九州地区の枠を一つ減らし、その分を東海・北陸地区に割り当て、沖縄高専が加わるまでその配分が続いた。西日本の殆どの地区は東海・北陸地区ほどの試合数はないものの、殆どの地区の割合は33%であり、西日本の殆どの地区が激戦区となっていた。

第8回「ドリームタワー」から、地理上、学校の事情、そして大会運営の側面から、東海・北陸地区大会に出場していた旧熊野高専(近畿大学高専)が近畿地区大会出場に変更となり、地区の差と東西の差が若干縮小された。第17回「マーズラッシュ」から沖縄高専の参加が始まり、全国出場枠は25校に増え、九州地区大会の全国大会出場枠が3から4に増えたことから、18回「大運動会」までの二つの大会は最も差が少なく各地区の全国大会出場枠が配分された。

第19回「ふるさと自慢特急便」から札幌市立高専の参加がなくなったため、再び北海道地区が最高の割合50%となり、出場枠の割合最低が長く続く四国地区と16%強の差が続いている。

四国地区大会は、6回連続地区大会優勝および12回連続全国大会出場を果たしている香川高専詫間キャンパス(旧詫間電波高専)が一つの枠を占有し、残りの一枠を他の高専・キャンパスの10チームで争うと言っても過言ではないほど熾烈を極めてきた。第36回からは3枠に増枠された。

第28回大会以降、地区大会当日に全国大会へ出場する機会が与えられなかったチームの中から、地区大会において素晴らしいパフォーマンスを発揮した全国大会出場にふさわしい数チームを競技委員会が選出し、競技委員会推薦チームとして全国大会に出場できる制度が始まった。 該当チームがいないと判断した時は選出されないとしており、選出された回と選出がなかった回がある。 全国大会へ出場できるのは1校または1キャンパスから1チームとされているが、競技委員会推薦チームに選出されたことで2チーム出場することがある。

第33回大会と第34回大会では、新型コロナウイルス感染症流行の影響を加味し、出場の有無が各校の判断に委ねられたため、地区大会に出場していない高専がある。

全国大会進出枠の変遷(出場枠/校数。キャンパス数を校数とみなしている。)
回数 開催年 大会名 北海道 東北 関東・甲信越 東海・北陸 近畿 中国 四国 九州沖縄 推薦 特記事項
4 1991 ホットタワー 3/5 4/7 5/10 5/11 3/6 4/8 3/6 4/9
5 1992 ミステリーサークル 3/5 4/7 5/10 5/11 3/6 4/8 3/6 4/9
6 1993 ステップダンス 2/5 3/7 4/10 4/11 2/6 3/8 2/6 4/9
7 1994 スペースフライヤー 2/5 3/7 4/10 5/11 2/6 3/8 2/6 3/9
8 1995 ドリームタワー 2/5 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 3/9 旧熊野高専が東海・北陸から近畿へ
省略
16 2003 2/5 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 3/9
17 2004 マーズラッシュ 2/5 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 沖縄高専参加開始
18 2005 大運動会 2/5 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 札幌市立高専最後の参加
19 2006 ふるさと自慢特急便 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 旧都立高専2校が都立産業技術高専として参加開始
省略
27 2014 出前迅速 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10
28 2015 輪花繚乱 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜1)/62 競技委員会推薦チーム枠の設定開始
29 2016 ロボット・ ニューフロンティア 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜1)/62
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜1)/62 競技委員会推薦チームが初めて選出
31 2018 Bottle-Flip Cafe 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜1)/62
32 2019 らん♪ RUN Laundry 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜1)/62
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 2/2 3/7 4/10 4/9 3/7 3/8 2/5 4/10 (0〜3)/58
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 2/4 3/7 4/10 4/9 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜3)/61
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 2/6 4/10 (0〜1)/62
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 3/6 4/10 (0〜1)/62 四国地区からの全国大会出場枠が2から3に増枠
37 2024 ロボたちの帰還 2/4 3/7 4/10 4/10 3/7 3/8 3/6 4/10 (0〜1)/62

上表の「推薦」の列は競技委員会推薦チーム枠。

全国大会進出枠割合の変遷(パーセンテージ。小数点第1位四捨五入。)
回数 開催年 大会名 北海道 東北 関東・甲信越 東海・北陸 近畿 中国 四国 九州沖縄 最高最低差 特記事項
4 1991 ホットタワー 60 57 50 45 50 50 50 44 16
5 1992 ミステリーサークル 60 57 50 45 50 50 50 44 16
6 1993 ステップダンス 40 43 40 36 33 38 33 44 11
7 1994 スペースフライヤー 40 43 40 45 33 38 33 33 12
8 1995 ドリームタワー 40 43 40 40 43 38 33 33 10 旧熊野高専が東海・北陸から近畿へ
省略
16 2003 40 43 40 40 43 38 33 33 10
17 2004 マーズラッシュ 40 43 40 40 43 38 33 40 10 沖縄高専参加開始
18 2005 大運動会 40 43 40 40 43 38 33 40 10 札幌市立高専最後の参加
19 2006 ふるさと自慢特急便 50 43 40 40 43 38 33 40 17 旧都立高専2校が都立産業技術高専として参加開始
省略
28 2015 輪花繚乱 50 43 40 40 43 38 33 40 17 競技委員会推薦チーム枠の設定開始
29 2016 ロボット・ ニューフロンティア 50 43 40 40 43 38 33 40 17
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 50 43 40 40 43 38 33 40 17
31 2018 Bottle-Flip Cafe 50 43 40 40 43 38 33 40 17
32 2019 らん♪ RUN Laundry 50 43 40 40 43 38 33 40 17
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 100 43 40 44 43 38 40 40 62
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 50 43 40 44 43 38 33 40 17
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 50 43 40 40 43 38 33 40 17
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 50 43 40 40 43 38 50 40 12 四国地区からの全国大会出場枠が2から3に増枠
37 2024 ロボたちの帰還 50 43 40 40 43 38 50 40 12

対戦形式

第1回大会から最新大会までチーム単位で一対一のトーナメント方式による優勝争いが地区大会・全国大会ともに続いているが、全国大会では単独または一対一形式の予選が行われることがあった。第1回「乾電池カー・スピードレース」は決勝トーナメント進出を懸けてチーム単独で予選競技が行われ、上位4チームが決勝トーナメントに進出した。第3回「ニュートロンスター」では事実上の1回戦ともいうべき一対一形式で予選が行われたが、審査員によって選ばれたチームが決勝に進んだため、試合勝者であるにも関わらず敗退したチームがあった。その後、第4回「ホットタワー」から第20回「風林火山 ロボット騎馬戦」まで全国大会に予選はなかったが、第21回で復活し、一対一の対戦形式または単独で予選が行われ、予選タイム上位8チームが決勝トーナメントに進出した。第22回でも対戦形式で予選が行われたが、予選の勝敗は関係なく予選得点の上位8チームが決勝トーナメントに進出した。第23回以降は再度全国大会での予選はなくなった。また、勝者であるにも関わらず上位進出できないルールは第3回,第21回,第22回以外では行われていない。

第4回「ホットタワー」から地区大会が行われ、4回戦または5回戦のトーナメントが組まれてきたが、第19回「ふるさと自慢特急便」から札幌市立高専の参加がなくなったため、北海道地区のトーナメントは3回戦となり、北海道地区優勝チームは他地区の優勝チームより一試合少なく全国大会に進出可能である。

第20回「風林火山 ロボット騎馬戦」でロボットの耐久性についての公平性を考慮されたため、第6回「ステップダンス」から続いていた全国大会の二回戦から登場する地区大会優勝校のシード権は無くなり、トーナメントの階数も前回の「ふるさと自慢特急便」の6回戦から5回戦に変更された。第23回からシード権が復活したが、トーナメント運営の都合上、ある一つの地区の優勝チームだけシード権が与えられず、1回戦からの登場となった。第25回及び第26回では、再度シード権が無くなったが、第27回では再びシード権が復活した。

第25回及び第26回では、1回戦または2回戦敗れたロボット・チームの中から、来場者の投票により最多得票を得たロボット・チームを準々決勝のワイルドカードとして進出させる方式が採用された。ワイルドカードは第27回では採用されなかったが、第28回以降に復活しており、来場者の投票ではなく審査員の推薦で決めている。

第1回大会から最新大会まで、第33回と第34回を除き、全国大会では準決勝以上があるトーナメント方式が行われてきた。

トーナメントの変遷
回数 開催年 大会名 地区大会 全国大会 全国大会予選 特記事項
1 1988 乾電池カー・スピードレース なし 2回戦 あり 予選で12チームから4チームが決勝へ進出
2 1989 オクトパスフットボール なし 5回戦 なし 書類選考で選ばれた20チームによるトーナメント
3 1990 ニュートロンスター なし 5回戦 あり 予選で62チームから31チームが決勝へ進出
4 1991 ホットタワー 4または5回戦 5回戦 なし
省略
16 2003 4または5回戦 5回戦 なし
17 2004 マーズラッシュ 4または5回戦 6回戦 なし 沖縄高専が参加開始
18 2005 大運動会 4または5回戦 6回戦 なし 札幌市立高専最後の参加
19 2006 ふるさと自慢特急便 3から5回戦 6回戦 なし 旧都立高専2校が都立産業技術高専として参加開始
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 3から5回戦 5回戦 なし
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 3から5回戦 3回戦 あり 全国大会予選で25チームから8チームが決勝へ進出
22 2009 DANCIN' COUPLE 3から5回戦 3回戦 あり 全国大会予選(この回は「ファーストステージ」)で25チームから得点の高い上位8チームが決勝へ進出
23 2010 激走! ロボ力車 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、ある一つの地区の優勝チームだけシード権は与えられず、1回戦から登場
24 2011 ロボ・ボウル 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、ある一つの地区の優勝チームだけシード権は与えられず、1回戦から登場
25 2012 ベスト・ペット 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者の中から来場者投票得票数最多のチームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
26 2013 Shall We Jump? 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者の中から来場者投票得票数最多のチームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
27 2014 出前迅速 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、ある一つの地区の優勝チームだけシード権は与えられず、1回戦から登場
28 2015 輪花繚乱 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
29 2016 ロボット・ニューフロンティア 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 3から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
31 2018 Bottle-Flip Cafe 4から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
32 2019 らん♪ RUN Laundry 4から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 2回戦 2回戦 あり 予選の上位4~6チームが決勝へ進出
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 1回戦 1回戦 なし 各チーム1回の単独パフォーマンス
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 4から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 4から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる
37 2024 ロボたちの帰還 4から5回戦 5回戦 なし 全国大会で、1,2回戦までの敗者から審査員推薦で1チームをワイルドカードとして準々決勝に進出させる

試合数

地区大会・全国大会ともに、参加チームはその実力を以って試合に臨まなくてはならないが、トーナメント一回戦および二回戦シードチームの組み合わせはくじ引きで行われる。

地区大会の試合数はほぼ115試合以上と大きな変化はないが、全国大会は第1回から第5回までとここ最近の大会でに試合総数やトーナメント階数の増減があった。全国大会の試合数は第6回以降23または24試合で定まっていたが、第21回と第22回は全国大会の予選が復活し、試合数が減った。

第17回「マーズラッシュ」から第19回「ふるさと自慢特急便」まで、優勝を目指した場合、地区大会と全国大会あわせて最多で11試合に臨まなければいけないチームがあり、シードなどにより最小で7試合で済むチームとは4試合の差があった。この3大会は、ロボコン史上最も多い試合数の大会となっている。しかし、第20回の地区大会優勝校の全国大会シード権終了、第21回以降の全国大会での予選復活のため、最近の大会ではチームごとの試合数の差は少なくなった。第23回で再び地区優勝校のシード権が復活したが、25チームが参加するため、8地区のシード権を持つチームのうち7チームだけが実際にシードされ、残りの1チームが1回戦からトーナメントに臨まなくてはならない。

第25回及び第26回では、1回戦と2回戦で初戦を終えたロボット・チームの中から、来場者の投票により最多得票を得たロボット・チームを準々決勝のワイルドカードとして進出させる方式が採用されたため、1試合増えて、25試合が行われた。

第27回では、ワイルドカードが採用されなかったため、24試合に減った。

第28回では、関東甲信越地区大会決勝で、勝敗が審査員の判定に委ねられるところを、拮抗した白熱の試合展開であったことから審査委員長の鶴の一声で再試合となった。

第28回以降、全国大会に出場する競技委員会推薦チーム枠が設定され、選出された回では全国大会の試合数が1試合増えている。

第31回以降の地区大会では予選リーグと決勝トーナメントの複合形式が採用されている。1グループ3~4チームで1チーム2試合の予選リーグを行い、各グループの上位1チーム(北海道地区は上位2チーム)が決勝トーナメントに進出する。

対戦数と優勝までの最多・最少試合数の変遷
回数 開催年 大会名 地区大会 全国大会 特記事項
総試合数 最多 最少 総試合数 最多 最少
1 1988 乾電池カー・スピードレース 15(+3) 4 3 予選は単独で走行、予選3位が3チームあったためその3チームで再びタイムトライアル
2 1989 オクトパスフットボール 19(+1) 4 3 準決勝で再試合
3 1990 ニュートロンスター 31+30(+1) 6 5 全国大会で予選、決勝で再試合
4 1991 ホットタワー 115 5 3 31(+1) 5 5 決勝で再試合
5 1992 ミステリーサークル 115 5 3 31 5 5
6 1993 ステップダンス 116 5 3 23 5 4 地区大会優勝校が全国大会でシード権を持つことが始まる
省略
16 2003 116 5 3 23 5 4
17 2004 マーズラッシュ 118 5 3 24 6 4
18 2005 大運動会 118 5 3 24 6 4
19 2006 ふるさと自慢特急便 116 5 3 24 6 4
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 116 5 3 24 5 4 地区大会優勝校の全国大会シード権終了
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 116 5 3 13+7 4 4 全国大会で予選が復活
22 2009 DANCIN' COUPLE 116 5 3 13+7 4 4
23 2010 激走! ロボ力車 116 5 3 24 5 4 地区大会優勝校の全国大会シード権が復活
24 2011 ロボ・ボウル 116 5 3 24 5 4
25 2012 ベスト・ペット 116 5 3 25(+1) 5 4 全国大会でワイルドカード採用により1試合増加、全国大会決勝で再試合
26 2013 Shall We Jump? 116 5 3 25 5 4 全国大会でワイルドカード採用により1試合増加
27 2014 出前迅速 116 5 3 24 5 4
28 2015 輪花繚乱 116(+1) 5 3 25 5 4 関東甲信越地区決勝で再試合。全国大会でワイルドカード採用。
29 2016 ロボット・ニューフロンティア 116 5 3 25(+1) 5 4 全国大会でワイルドカード採用。全国大会決勝で再試合。
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 116 5 3 26 5 4 全国大会は競技委員会推薦チーム枠(1チーム)により1試合増加。全国大会でワイルドカード採用。
31 2018 Bottle-Flip Cafe 151 5 4 25 5 4 地区大会で予選。全国大会でワイルドカード採用。
32 2019 らん♪ RUN Laundry 151 5 4 26 5 4 地区大会で予選。全国大会は競技委員会推薦チーム枠(1チーム)により1試合増加。全国大会でワイルドカード採用。
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 188 2 2 34 2 2 予選、決勝ともに単独でパフォーマンス。
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 116 1 1 26 1 1 各チーム1回の単独パフォーマンス。
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 151 5 4 25 5 4 地区大会で予選。全国大会でワイルドカード採用。
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 151 5 4 27 5 4 地区大会で予選。全国大会は競技委員会推薦チーム枠(1チーム)により1試合増加。全国大会でワイルドカード採用。
37 2024 ロボたちの帰還 151 5 4 26 5 4 地区大会で予選。全国大会でワイルドカード採用。

運営組織と協賛企業

番組のための大会であるため、大会運営をNHKエンタープライズが担い、番組撮影をNHKが担う。また、各高専および高等専門学校連合会が高専ロボコンを主催している。また文部科学省や日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会などが後援している。特別協賛は、第3回から第14回大会までNECが、第15回大会から本田技研工業が担当し、現在に至っている。協賛企業は、電気事業連合会、マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社など、電力供給会社、モーター製作会社、産業ロボット製作会社の企業が協賛している。

高専ロボコンで初めて全国の高専が一堂に会した1990年第3回「ニュートロンスター」から2001年第14回「Happy Birthday 39」までNECが協賛していた。

NECと入れ替わるようにして本田技研工業が特別協賛企業になり、現在に至っている。入れ替わり当時、本田技研工業は世界初の二足歩行ロボットASIMOを完成させており、またサブプライム問題が表面化するまでは日本・北米大陸での自動車販売が好調なこともあって資金的な余裕があり、第三期F1撤退後の連結利益も黒字となり、ロボットコンテストの特別協賛企業(メインスポンサー)として大会を支援し続けている。全国大会のみならず、地区大会においてもASIMOを登場させていた。また、2008年第21回大会の「ROBO-EVOLUTION 生命大進化」では、ASIMOが試合に参加し、対戦相手の岐阜高専Zinのチームメンバーのみならず会場も興奮させた(ASIMOは反則により失格)。因みに、NECも第5回大会「ミステリーサークル」でルールに則ったロボットを製作し、全国大会で披露している。

協力会社のロンシール工業は、競技フィールドの床材などに利用される素材を提供しており、大会を床から支える企業として参加している。

2010年1月には学校関係者、NHK関係者、清水東工大名誉教授が初めて一堂に会した高専ロボコンフォーラムが開催された。高専ロボコンの現状と課題が示され、発展についての意見交換が行われた。

協力組織・団体・企業
大会名 主催 後援 特別協賛 協賛 特別協力 協力
1 1988 乾電池カー・スピードレース
2 1989 オクトパスフットボール ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ、国公私立高等専門学校協会連絡協議会) 文部省 電気事業連合会[2]
3 1990 ニュートロンスター ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ、国公私立高等専門学校協会連絡協議会) 文部省 NEC
4 1991 ホットタワー ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
5 1992 ミステリーサークル ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
6 1993 ステップダンス ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
7 1994 スペースフライヤー ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
8 1995 ドリームタワー ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ21、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
9 1996 テクノカウボーイ ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ21、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
10 1997 花開蝶来 ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ21、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
11 1998 生命上陸 ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ21、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC
12 1999 Jump To The Future ロボットコンテスト実行委員会(NHK、NHKエンタープライズ21、高等専門学校協会連合会) 文部省 NEC 電気事業連合会、財団法人省エネルギーセンター[3]
13 2000 ミレニアムメッセージ 高等専門学校協会連合会、NHK、NHKエンタープライズ21 文部省、日本ロボット学会 NEC 電気事業連合会 NEC生産技術研究所
14 2001 Happy Birthday 39 高等専門学校協会連合会、NHK、NHKエンタープライズ21 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 NEC 電気事業連合会
15 2002 プロジェクトBOX 高等専門学校協会連合会、NHK、NHKエンタープライズ21 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社
16 2003 高等専門学校協会連合会、NHK、NHKエンタープライズ21 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社 ロンシール工業株式会社
17 2004 マーズラッシュ 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ21 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社 ロンシール工業株式会社
18 2005 大運動会 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社、株式会社 安川電機 ロンシール工業株式会社
19 2006 ふるさと自慢特急便 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社、株式会社 安川電機 ロンシール工業株式会社
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社 ロンシール工業株式会社
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社 ロンシール工業株式会社
22 2009 DANCIN' COUPLE 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社 ロンシール工業株式会社
23 2010 激走! ロボ力車 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 電気事業連合会、マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社 ロンシール工業株式会社
24 2011 ロボ・ボウル 高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社 ロンシール工業株式会社
25 2012 ベスト・ペット 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社、田中貴金属グループ ロンシール工業株式会社
26 2013 Shall We Jump? 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社、田中貴金属グループ ロンシール工業株式会社
27 2014 出前迅速 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン FE株式会社、田中貴金属グループ ロンシール工業株式会社
28 2015 輪花繚乱 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社 ロンシール工業株式会社
29 2016 ロボット・ニューフロンティア 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社 ロンシール工業株式会社
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社 ロンシール工業株式会社、JESCOホールディングス株式会社(全国大会)
31 2018 Bottle-Flip Cafe 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社 ロンシール工業株式会社、JESCOホールディングス株式会社(全国大会)、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社(全国大会)
32 2019 らん♪ RUN Laundry 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社、セメダイン株式会社 ロンシール工業株式会社、JESCOホールディングス株式会社(全国大会)、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社(全国大会)
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社、セメダイン株式会社 ロンシール工業株式会社
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社、セメダイン株式会社 ロンシール工業株式会社、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社(全国大会)
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社、セメダイン株式会社、株式会社牧野フライス製作所 株式会社デンソー、株式会社リンクス ロンシール工業株式会社、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社(全国大会)
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社、セメダイン株式会社、株式会社デンソー 株式会社リンクス、パナソニック エナジー株式会社、SMC株式会社 ロンシール工業株式会社、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社(全国大会)
37 2024 ロボたちの帰還 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会 本田技研工業株式会社 マブチモーター株式会社、株式会社 安川電機、東京エレクトロン株式会社、田中貴金属グループ、ローム株式会社、セメダイン株式会社、株式会社デンソー パナソニック エナジー株式会社、SMC株式会社、鹿島建設株式会社 ロンシール工業株式会社、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社(全国大会)、宇宙航空研究開発機構(全国大会)

日程

日程の変遷
大会名 課題発表 ルール発表 アイデア募集締め切り エントリー締め切り 地区大会開催期間 全国大会 特記事項
1 1988 乾電池カー・スピードレース 地区大会なし 8/11
2 1989 オクトパスフットボール 地区大会なし 8/12
3 1990 ニュートロンスター 地区大会なし 8/22
4 1991 ホットタワー 11/3
5 1992 ミステリーサークル 11/15
6 1993 ステップダンス 11/21
7 1994 スペースフライヤー 11/20
8 1995 ドリームタワー 11/19
9 1996 テクノカウボーイ 11/17
10 1997 花開蝶来 11/23
11 1998 生命上陸 11/22
12 1999 Jump To The Future 11/28
13 2000 ミレニアムメッセージ 12/3
14 2001 Happy Birthday 39 10/14-11/11 11/25
15 2002 プロジェクトBOX 10/13-11/10 11/24
16 2003 10/12-11/9 11/23
17 2004 マーズラッシュ 10/10-11/7 11/28
18 2005 大運動会 4/28 10/16-11/13 12/4
19 2006 ふるさと自慢特急便 4/25 10/8-11/5 11/26
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 4/27 6/27 10/7-11/4 11/25 麻疹による学校閉鎖の影響でアイデア締切日が6/22から延期
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 4/25 6/25 10/5-11/2 11/23
22 2009 DANCIN' COUPLE 4/28 6/24 10/4-11/1 11/22
23 2010 激走! ロボ力車 4/26 6/23 10/3-10/31 11/21
24 2011 ロボ・ボウル 4/26 6/22 10/2-10/30 11/20
25 2012 ベスト・ペット 4/27 6/27 10/7-11/4 11/25
26 2013 Shall We Jump? 4/24 4/24 6/24 9/3 10/6-11/3 11/24
27 2014 出前迅速 4/23 4/23 6/27 9/3 10/5-11/2 11/23
28 2015 輪花繚乱 4/17 4/17 6/5 9/2 10/4-11/1 11/22
29 2016 ロボット・ニューフロンティア 4/26 4/26 6/24 8/31 10/2-10/30 11/20 課題発表当初の競技名は「ボックス・ビルダー(仮)」
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 4/30 4/30 6/26 8/28 10/1-10/29 12/3 課題発表がニコニコ超会議で行われた。
31 2018 Bottle-Flip Cafe 4/26 4/26 6/25 8/29 10/7-11/4 11/25
32 2019 らん♪ RUN Laundry 4/23 4/23 6/24 8/28 10/6-11/3 11/24
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 6/26 6/26 10/18-11/8 11/29 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で課題発表が例年より遅れた
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 4/26 4/26 10/17-11/7 11/28
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 4/22 4/22 6/27 8/30 10/2-10/30 11/27
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 4/27 4/27 6/30 8/28 10/1-10/29 11/26
37 2024 ロボたちの帰還 4/17 4/17 6/21 8/23 9/22-10/20 11/17

エントリー締め切りとは出場チームのアイデア変更最終期限である。

課題

高専ロボコンの課題は広義の意味でロボット以外の「物体を移動させる」ことが多く、ロボット以外の物体の移動が必須ではない第21回および第26回大会を除けば26大会中24大会がそうである。第21回大会はロボット自体の移動方法が課題であったため、他の課題と異なるが、ルールで二足ロボットを運ぶ多足ロボットが認められた。また、第26回大会は人と協調するロボットの移動と跳躍が主たる課題ではあるが、縄跳びの縄を回転させる課題もあることから、やはり高専ロボコンの課題の基本はロボット以外の物体を移動させることである。

近年は複数の課題を課すことが多くなってきた。2009年の第22回「DANCIN' COUPLE」では、前大会の倍の課題を設定しているが、課題を明示的に選択できるルールが採用された。過去のルールを厳密に振り返れば、課題が選択できるルールはこの回が初めてではなかった。第6回大会のステップダンスでは階段を無視してボールを移動させることができ、実際に長野高専が「階段なんて誰が越えるか!'93号」という名の階段の上空を跨いでボールを移動させるロボットを全国大会1回戦で披露した。また、第16回大会の鼎では階段を一度降りて、そのまま円盤にオブジェを貼り付ける課題に移るか、階段を昇る課題に挑戦して上段に進入する権利を得るかを選択できた。

課題の数や難易度がトーナメントを進めるに連れて増えた大会があった。1994年の第7回大会「スペースフライヤー」では、Vホールという個所にフライングディスクが入れば即勝利というルールがあり、地区大会の時点でそのVホールを決める優秀なロボットが多かったために、全国大会ではVホールの内径が小さくされた。2008年の第21回「ROBO-EVOLUTION 生命大進化」では、地区大会・全国大会ともに準決勝以降でゴールの手前に置かれた二つのパイロンの間をSの字を書くように歩いて抜ける課題が追加されることになっており、課題数が3から4に増える大会であった。また、2013年の第26回大会「"Shall We Jump?"」では、競技中最後の課題が5回跳べばよい縄跳びであるのが、地区大会・全国大会ともに準決勝以降では出来るだけ連続して多く跳ぶという課題に変わる大会であった。

課題の変遷
大会名 課題数 課題
1 1988 乾電池カー・スピードレース 1 単一乾電池2個とセッティング時間10分を使って35mの平坦なコースで人間を乗せてタイムを競う
2 1989 オクトパスフットボール 1 対戦相手より早く、一つのラグビーボールを転がし、掴んで自陣の筒に入れる
3 1990 ニュートロンスター 1 地面に敷いた接地禁止の直径6mの輪の中心にある直径2mの輪の中に自分のバスケットボールを入れる
4 1991 ホットタワー 1 階段状に積まれた自分のゆうパック(段ボール箱)をスポットの上に沢山・高く積む
5 1992 ミステリーサークル 1 直径6mの接地禁止の輪の中心にある直径72cm高さ32cmの筒やその外側の輪の中にバレーボールを入れる
6 1993 ステップダンス 2(1) 高さ60cm三段の階段を越え、ラグビーボールを接地禁止の相手陣地内へ入れる
7 1994 スペースフライヤー 1 フライングディスクを飛ばして、接地禁止または侵入禁止ゾーンにある17箇所の得点ホールに入れる
8 1995 ドリームタワー 1 バレーボールを接地禁止ゾーンの中にある高さ3m3段のタワーの得点ゾーンに入れる。
9 1996 テクノカウボーイ 1 三行三列の正方格子状に設置されたパイロンに自作の輪をかける
10 1997 花開蝶来 1 フィールド上のプランターに自作の花を咲かせたり、相手の花に蝶をとまらせたりして、プランターを獲得し、競技中のパフォーマンスによる芸術性も競う
11 1998 生命上陸 1 侵入禁止ゾーン内の大中小10の島に生命を上陸させ、その上で誕生させる
12 1999 Jump To The Future 2 ゆうパックを接地禁止ゾーンの向こう側のポイントゾーン、スポットに運ぶ
13 2000 ミレニアムメッセージ 1 高さの異なるポール上の皿に自作のオブジェを置き、21世紀へのメッセージをテーマにしたパフォーマンスを披露する
14 2001 Happy Birthday 39 1 ろうそく(ボイド筒)をケーキに見立てた各ゾーンに縦に繋げてなるべく高くなるようにまたはなるべく多く立て、ろうそくに炎のオブジェを点火する
15 2002 プロジェクトBOX 2 ペリカンボックス(本競技では寸法が競技課題に厳密な段ボール)で作られた階段を降りて、その箱をフィールド上の3つのスポットに高く積む
16 2003 3(2) 階段を降り、昇って行うこともあるが、球体または立方体のオブジェを半円ずつチーム色に塗り分けられた3枚の円盤に張り付け、自チームの色側に傾ける
17 2004 マーズラッシュ 2 半径3mの手動ロボット侵入禁止ゾーン内にある自チームのアメリカンフットボールを、自動ロボットにとらせてから、中央のスポットに入れるかできるだけ近づける
18 2005 大運動会 5 梯子を潜り、平均台を渡り、ハードルを越え、バトンを手動ロボットから自動ロボットへ渡し、自動ロボットが壁を登ってバトンを穴に入れる
19 2006 ふるさと自慢特急便 5 ふるさと特産品オブジェを落とさぬように、お掘り越え、シーソー渡り、5本のポールを交互にすり抜け、縄跳びを3回して、オブジェをスポットに載せる
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 1 2台または合体した1台で自分の旗を守りつつ、相手の旗を奪う
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 4(3) 多足歩行でパイロンを一周し、ハードルを越え、変身パフォーマンスをした後に二足歩行で二つのパイロンの間を抜ける
22 2009 DANCIN' COUPLE 8 歩行する手動ロボットと自動ロボットがプレゼントを渡してペアになり、ジャンプやスピン、リフトなどをダンスとして表現し、難易度に応じた得点を得る
23 2010 激走! ロボ力車 4 2足歩行ロボットが途中で高専生が乗った乗り物と連結し、高さ2500mmにある穴に鍵を差し込み、ゴールを目指すスピード競技
24 2011 ロボ・ボウル 5 2足歩行ロボットが学生からキャッチしたボールを相手のディフェンスをかいくぐりもう一人の学生に向けタッチダウンパスを狙う
25 2012 ベスト・ペット 2 有線・無線のコントローラーを使わずに、乱雑に置かれたボールがあるところまで誘導し、人間がボール拾ってセットした後に、そのボールを9つの穴のゴールに入れさせる
26 2013 Shall We Jump? 3 縄回しロボットと高専生が回す縄を、ジャンパーロボットが跳びながら進み、折り返した後はジャンパー高専生も参加して人とロボットが順番に跳び、最後はジャンパーロボットが連続ジャンプに挑戦する
27 2014 出前迅速 5 お盆に高く積み上げられた蕎麦の蒸籠を、3つの障害物(スラローム・角材・傾斜)を乗り越えて運ぶ
28 2015 輪花繚乱 1 ホースの両端を繋げた輪を4種9本のポールに入れる。9本全てに入れる速さ、または得点力を競う
29 2016 ロボット・ニューフロンティア 3 箱を4つ灯台の形に積み、接地禁止の海を渡り、新大陸に可能な限り高い砦を築く。砦の頂上にはシンボルを載せることとなっている。
30 2017 大江戸ロボット忍法帳 1 2台のロボットで自身や自陣の風船を守りつつ相手の風船を割る
31 2018 Bottle-Flip Cafe 1 自動機と手動機の2台のロボットで8つのテーブルにボトルを立てる
32 2019 らん♪ RUN Laundry 2 自動機と手動機の2台のロボットで3本の竿に3種類の洗濯物を干す
33 2020 はぴ☆ロボ自慢 1 誰かをハッピーにするロボットを作り、オンラインでパフォーマンスを披露する
34 2021 超絶機巧(すごロボ) 1 「すごい!技のロボット」を製作し、パフォーマンスを披露する
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 3 自作した紙飛行機をロボットが飛ばして、目的地に着地させる
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド 3 角材とロープを乗り越え、フルーツを収穫する
37 2024 ロボたちの帰還 3 ロボットが指定の場所に着地し、オブジェクトを回収して帰還する

対象物

対象物の変遷
大会名 対象物 重量 大きさ スタート時保持数 全個数 対象物の自敵区別
1 1988 乾電池カー・スピードレース 人間 60kg以上 人間の大きさ 各マシンに1人以上乗車 2人以上 あり
2 1989 オクトパスフットボール ラグビーボール 410-460g 長径280-300mm 各ロボットの直前に1個置かれる 2個 なし
3 1990 ニュートロンスター バスケットボール 470-500g 周囲74.9-78cm 0 18個×2 あり
4 1991 ホットタワー ゆうパックの箱 300g以上 32×26×18cm 0 20個×2 あり
5 1992 ミステリーサークル バレーボール 260-280g 直径21cm 0 16個×2 なし
6 1993 ステップダンス ラグビーボール 410-460g 長径280-300mm 0 15個 なし
7 1994 スペースフライヤー フライングディスク 117g 直径24cm 5枚 (25+5)×2枚 あり
8 1995 ドリームタワー バレーボール 470-500g 周囲74.9-78cm 2個 (2+18)×2個 あり
9 1996 テクノカウボーイ 自作の輪 無制限 無制限 あり
10 1997 花開蝶来 自作の花・蝶 無制限 無制限 あり
11 1998 生命上陸 自作の種子 無制限 無制限 あり
12 1999 Jump To The Future ゆうパックの箱、ロボットの一部 23×18×15(cm) 0 15×2個 あり
13 2000 ミレニアムメッセージ 自作のオブジェ 無制限 無制限 あり
14 2001 Happy Birthday 39 ボイド管、自作の炎のオブジェ 1110g以上 長さ1500m 外径106mm 内径100mm 0本 27本 なし
15 2002 プロジェクトBOX ペリカンボックス 280×310×410(mm) 0個 36×2個 あり
16 2003 発泡スチロールと着脱自在テープで作られた立方体および球体 球体:直径200mm 立方体:1辺200mm 0個 立方体16×2+48個、球体41個 なし
17 2004 マーズラッシュ アメリカンフットボール 397-425g 直径27.2-28.6cm, 周囲79.4-81.9・51.9-53.1cm 0個 1×2個 あり
18 2005 大運動会 東急ハンズ渋谷店:透明アクリルパイプ(品番0148ACパ60×3×300) 200g 外径60mm、長さ303mm 1本 1×2本 あり
19 2006 ふるさと自慢特急便 ふるさとオブジェ 1個 1×2個 あり
20 2007 風林火山 ロボット騎馬戦 旗部:300x300(mm)
竿部:φ15x600(mm)
5本 5×2本 あり
21 2008 ROBO-EVOLUTION 生命大進化 ロボット自身、ロボットの一部 無しまたは1体以上 無しまたは1体以上 あり
22 2009 DANCIN' COUPLE 手動・自動どちらかのロボット 5kg以上 0体 1体以上(リフトなど) あり
23 2010 激走! ロボ力車 人間が乗った乗り物 なし 2000x2000(mm) 0 1人以上(搭乗者) あり
24 2011 ロボ・ボウル アメリカンフットボール 約400g (空気圧を0.2BAR(±0.01)に調整) 0個 4個 なし
25 2012 ベスト・ペット ポリ塩化ビニル製ボール 28-31g 直径130-133mm 0個 15×2個 あり
26 2013 Shall We Jump? 「トーエイライト・B-2867Y」のグリップ(取っ手)を外したポリエチレン製の縄 240g 直径約9mm、長さ6200-6250mm 1個 1×2個 あり
27 2014 出前迅速 蕎麦の蒸籠 約285g 215×180×50(mm) 0個 60×2個 あり
28 2015 輪花繚乱 あり
29 2016 ロボット・ニューフロンティア プラスチックダンボール製の直方体の箱 約590g 200×300×400(mm) 0個 30×2個 あり
30 2017 大江戸ロボット忍法帳
31 2018 Bottle-Flip Cafe ペットボトル 350g以下 0-20個 20×2個 あり
32 2019 らん♪ RUN Laundry Tシャツ、バスタオル、シーツ 0枚 予選10×2枚、決勝13×2枚 あり
33 2020 はぴ☆ロボ自慢
34 2021 超絶機巧(すごロボ)
35 2022 ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~ 自作の紙飛行機 30g以下 150×80×30(mm)以上 無制限 無制限 あり
36 2023 もぎもぎ!フルーツGOラウンド ネットに入ったボール 0個 32個 なし
37 2024 ロボたちの帰還 ボール、ボックス ボール:直径200mm ボックス:1辺200mm 0個 ボール7×2個、ボックス3×2個 あり

「全個数」の「×2」は自チームおよび敵チームに同じ数だけ対象物が用意されていることを示す。 第4回大会ホットタワーのゆうパックの箱は赤色または青色の塗料で塗装されたため、300g以上の重さであった。

競技フィールド

競技フィールドの変遷(面積、単位はm 高専ロボコン
主催
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競技課題
受賞校
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