高地国際試合禁止問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 15:01 UTC 版)
「サッカーボリビア代表」の記事における「高地国際試合禁止問題」の解説
FIFAが2007年5月に健康上の問題を理由に標高2500mを超える高地での国際試合禁止を決定した。この為、ラパスでのホームゲームが出来なくなったボリビア代表はボリビアのモラレス大統領が同年6月1日にボリビアにある標高5395mのチャカルタヤ山の山頂付近でサッカーをプレー、6月12日にはボリビア最高峰のサハマ山(標高6542m)の山頂付近でプレーするなど体を張って抗議した。これを受けて、FIFAは限界を3000mに緩和した。それでもなお、FIFAが定めた限界より高い3600mのラパスに関しては南米各国が認めれば試合開催可能とした。同年7月14日に南米サッカー連盟が全会一致で承認し、これまで通りラパスでの試合開催が可能になった。
※この「高地国際試合禁止問題」の解説は、「サッカーボリビア代表」の解説の一部です。
「高地国際試合禁止問題」を含む「サッカーボリビア代表」の記事については、「サッカーボリビア代表」の概要を参照ください。
- 高地国際試合禁止問題のページへのリンク