駒止バイパスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 路線 > 道路 > 一般国道 > 駒止バイパスの意味・解説 

駒止バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/16 08:13 UTC 版)

駒止バイパス(こまどバイパス)は、福島県南会津郡南会津町にある国道289号バイパス道路である。

概要

  • 起点 : 福島県南会津郡南会津町東字駒止
  • 終点 : 福島県南会津郡南会津町針生字駒止
  • 延長 : 11.7km
  • 車線 : 2車線
  • 幅員 : 6.0m - 8.0m
  • 最急勾配 : 8%

かつての旧道は、標高1,130mの駒止峠を越えていたが、道幅も狭く、急カーブや急勾配が連続する上に、豪雪地帯であるため冬期間は除雪が追いつかず、交通が途絶えてしまう状況であった。

そこで、冬期間でも安全に峠を越えることができるように、延長2,010mの駒止トンネルをはじめとする、バイパスが計画された。国道指定の翌年である1971年に工事が開始され、1975年に駒止トンネルの工事に着工。1982年11月に開通した。 

特徴

  • 登坂車線が設けられているものの、バイパスにしては勾配が若干急である。これは計画当時はスタッドレスタイヤはまだ発売されておらず、スパイクタイヤが普及していた時代の名残と考えられる。
  • バイパスの完成により、旧道は町道に降格された。特に集落の中を走る道路は生活道路として、地元の人々に利用されている。しかし、現在でも駒止峠や、駒止湿原へのアクセスには、この旧道が使われている。
  • 駒止トンネルの西側入口に続く、戸板山スノーシェッドは、バイパス開通後しばらく経ってから設置された。

参考文献

福島県土木部監修『福島県土木史』福島県建設技術協会、1990年、397頁-401頁。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「駒止バイパス」の関連用語

駒止バイパスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



駒止バイパスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの駒止バイパス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS