駄洒落による芸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:43 UTC 版)
小咄 いわゆる二言小咄というのは、ある一言に返事をつけるだけの簡単なもので、多くが駄洒落である。たとえばもっとも有名なものに次のようなものがある。噺家の修行で最初に指導されるのがこれ。 「隣の空き地に塀が出来たんだってねぇ」「へー」(塀に掛けてある) 次の二言小咄を続けることもある。 「隣の空き地に囲いが出来たんだってねぇ」「かっこいい」(囲いに掛けてある) コミックソング 清水國明と原田伸郎によるあのねのねが1970年代に現在で言うおやじギャグを使ったコミックソングを量産し、一世を風靡した。 魚屋のオッサンの歌(1973年3月10日) 土建屋のオッサンの歌 でんでん虫の唄(1974年6月10日) 大きな栗とリスの歌 ○○づくし ある分野の様々なものを駄洒落の形で取り込みながら、ひとつながりの歌や口上を述べるもので、古典的な漫才などに見られる。たとえば、柳亭痴楽の「痴楽綴方狂室」がある。これを歌謡曲に仕立てたものに、たとえば「自動車ショー歌」がある。
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