首相辞任後とその晩年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:03 UTC 版)
「マーガレット・サッチャー」の記事における「首相辞任後とその晩年」の解説
1992年6月からは貴族院議員を務め、政治の表舞台から退いた。2008年8月に長女のキャロルが、サッチャーの認知症が進み、夫が死亡したことも忘れるほど記憶力が減退していることを明かし、2008年8月24日付けの『メール・オン・サンデー(英語版)』紙が詳報を掲載した。それによると、8年前から発症し、最近は首相時代の出来事でさえも「詳細を思い出せなくなってきた」としている。一方でサッチャーの功績に関する書籍を出版したイアン・デールは、2010年にサッチャーと面会した際には目の前の出来事を把握するのに難があったものの、首相時代の記憶ははっきりしていたと証言している。2012年12月21日には膀胱にできた腫瘍を取るために入院して手術を受けた。 2013年4月8日、脳卒中によって満87歳で死去したことが、サッチャー家のスポークスパーソンより発表された。
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