飯村泉
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飯村 泉（いいむら いずみ、1908年5月26日[1][注 1] - 没年不明）は、日本の政治家。衆議院議員（1期）。
経歴
茨城県[2]東茨城郡小松村（のち常北町、現・城里町）出身[3]。1927年、旧制水戸中学校を卒業[2]。卒業後は官立神戸高等商船学校（のち神戸商船大学、神戸大学海事科学部を経て、現神戸大学海洋政策科学部）を経て、京都帝国大学卒[4]。日刊油業報知新聞社員、東京都油脂配給協同組合職員、岩城興業(有)営業部長[2]、東京都油脂配給統制組合秘書課長となる[5]。
1946年の第22回衆議院議員総選挙で茨城県から無所属で立候補するが落選[5]。翌1947年の第23回衆議院議員総選挙において茨城1区から民主党公認で立候補して当選した[6]。この間民主党常任幹事となった[2]。在任中に議員の地位を利用した魚油の詐欺容疑で逮捕された[7]。このため1949年の第24回衆議院議員総選挙には立候補しなかった。
その他
飯村と同姓同名の茨城県議会議員が存在するが、生年と経歴から見て別人である。
『茨城の国会議員列伝』（市村眞一著、崙書房出版、1990年発行）の「全議員名鑑」には飯村の氏名と略歴は記載されていない。
脚注
注釈
- ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』51頁では「4月」と記載。
出典
参考文献
- 『国会議員名鑑』政党社、1947年。
- 『第三回国会 衆議院議員名簿』衆議院公報附録、1948年。
- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年～第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『朝日選挙大観』朝日新聞社、1997年。
- 『茨城県戦後汚職年表』那珂書房、2000年。
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