飯村樹輝弥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 04:38 UTC 版)
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(2021年1月16日撮影)
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| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | 飯村 樹輝弥 |
| 階級 | フライ級 |
| 身長 | 164cm |
| リーチ | 170cm |
| 国籍 | |
| 誕生日 | 1998年1月7日(27歳) |
| 出身地 | 東京都江戸川区 |
| スタイル | 右ボクサーファイター |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 10 |
| 勝ち | 9 |
| KO勝ち | 2 |
| 敗け | 1 |
飯村 樹輝弥(いいむら じゅきや、1998年1月7日 - )は、日本の男性プロボクサー。現OPBF東洋太平洋フライ級王者。第60代日本フライ級王者。東京都江戸川区出身。角海老宝石ボクシングジム所属。トレーナーは佐藤直樹。
経歴
小学5年生のときからボクシングを始め[1]、アマチュア時代には日出高校、日本大学ボクシング部で活躍。大学時代は関東大学ボクシングリーグ戦にて2年連続で階級優秀賞に輝いた。4年時には主将も務めた[1]。アマチュア戦績は81戦68勝13敗。2018年には国民体育大会フライ級準優勝[2][3]。
大学卒業後にプロ転向。池側純、今優吾とともに角海老宝石ボクシングジムのプロ・テストに合格した[3]。
コロナ禍でデビュー戦は遅れ、2021年1月16日に後楽園ホールにて行われた山田大輔との対戦がデビュー戦となり、初回2分24秒TKOでデビュー戦を勝利で収めた[1][2][4]。
2021年6月21日、後楽園ホールでこの試合がデビュー戦となった川崎智輝と対戦し、6回3-0(58-56×3)で判定勝ちを収めた[5]。
2023年7月1日、後楽園ホールにて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.4」のセミファイナルで日本フライ級王者の永田丈晶と日本同級タイトルマッチを行い、10回2-0(96-94×2、95-95×1)の判定勝ちを収め日本王座獲得[6]。
2023年11月4日、後楽園ホールにて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.8」のメインイベントで日本フライ級12位の村上勝也と日本同級タイトルマッチを行い、10回3-0(99-91×3)の判定勝ちを収め日本王座初防衛に成功。
2024年4月6日、後楽園ホールにて行われた「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で日本フライ級1位の井上夕雅と日本同級タイトルマッチを行い、左ボディブローによる9回1分28秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[7]。
2024年8月16日、後楽園ホールにて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルで日本フライ級4位の見村鉄弥と日本同級タイトルマッチを行い、10回3-0(99-91×2、100-90)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[8]。
2025年1月18日、後楽園ホールにて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルで同年1月6日付で日本王座を返上した上でOPBF東洋太平洋フライ級1位のローレンス・ドゥマム・AGとOPBF東洋太平洋同級王座決定戦を行い、12回3-0(116-112×2、117-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[9][10]。
2025年5月3日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋フライ級1位のエスネス・ドミンゴとOPBF東洋太平洋同級タイトルマッチで2年7カ月ぶりに再戦し、12回3-0(117-111×2、115-113)の判定勝ちを収め初防衛に成功すると同時に雪辱を果たした[11]。
人物
戦績
- アマチュアボクシング:81戦68勝13敗
- プロボクシング:10戦9勝(2KO)1敗
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2021年1月16日 | ☆ | 1R 2:24 | TKO | 山田大輔(輪島功一スポーツ) | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2021年6月21日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | 川崎智輝(SUN-RISE) | ||
| 3 | 2021年12月5日 | ☆ | 8R | 判定2-0 | 奥本貴之(グリーンツダ) | ||
| 4 | 2022年10月20日 | ★ | 6R 1:25 | TKO | エスネス・ドミンゴ | ||
| 5 | 2023年7月1日 | ☆ | 10R | 判定2-0 | 永田丈晶(協栄) | 日本フライ級タイトルマッチ | |
| 6 | 2023年11月4日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | 村上勝也(名古屋大橋) | 日本王座防衛1 | |
| 7 | 2024年4月6日 | ☆ | 9R 1:28 | KO | 井上夕雅(真正) | 日本王座防衛2 | |
| 8 | 2024年8月16日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | 見村鉄弥(千里馬神戸) | 日本王座防衛3 | |
| 9 | 2025年1月18日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ローレンス・ドゥマム・AG | OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦 | |
| 10 | 2025年5月3日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | エスネス・ドミンゴ | OPBF防衛1 | |
| 11 | 2025年12月17日 | - | - | - | アンソニー・オラスクアガ | WBO世界フライ級タイトルマッチ 試合前 |
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| テンプレート | |||||||
獲得タイトル
プロ
脚注
- ^ a b c “飯村樹輝弥、鮮烈プロデビュー 夢の世界王者へ「勝ち続けたい」”. Sponichi Annex 2021年3月22日閲覧。
- ^ a b c “飯村樹輝弥が初回TKOデビュー 天国の先輩に勝利ささげた”. スポーツ報知 2021年3月22日閲覧。
- ^ a b アマから転向の飯村ら3人テスト合格 角海老ジム Boxing News(ボクシングニュース)2020年9月12日
- ^ 元日大主将の飯村樹輝弥 デビュー戦初回TKO勝ち、大商大出身の池側純もB級白星発進 Boxing News(ボクシングニュース)2021年1月16日
- ^ “リトルパッキャオ”福永亮次が8回TKO勝ち S・フライ級アジア2冠守る Boxing News(ボクシングニュース)2021年6月21日
- ^ ホープ飯村樹輝弥が日本フライ級新王者「さらなる高みを目指す」 日刊スポーツ 2023年7月1日
- ^ 飯村樹輝弥が劇的9回TKO勝ち 井上夕雅との激戦制し、日本フライ級V2 Boxing News(ボクシングニュース) 2024年4月6日
- ^ 飯村樹輝弥が大差3-0でV3 初挑戦の見村鉄弥をコントロール Boxing News(ボクシングニュース) 2024年8月16日
- ^ 【ボクシング】前日本フライ級王者の飯村樹輝弥、東洋太平洋王座を獲得 「世界チャンピオンに必ずなります」 サンケイスポーツ 2025年1月18日
- ^ 飯村樹輝弥がOPBF王者に 藤田健児WBO-AP初防衛 新鋭伊藤千飛も勝つ Boxing News(ボクシングニュース) 2025年1月19日
- ^ 飯村樹輝弥が雪辱&初防衛 ドミンゴに3-0判定 Boxing News(ボクシングニュース) 2025年5月3日
関連項目
外部リンク
- 飯村樹輝弥 - 角海老宝石ボクシングジム
- 飯村樹輝弥 (@smilejukiya) - X
- 飯村 樹輝弥 (jukiya.iimura) - Facebook
- 飯村 樹輝弥 (@jukiya1017) - Instagram
- 飯村樹輝弥の戦績 - BoxRec
| 前王者 永田丈晶 |
第60代日本フライ級王者 2023年7月1日 - 2025年1月6日(返上) |
空位 次タイトル獲得者 永田丈晶 |
| 空位 前タイトル保持者 桑原拓 |
第48代OPBF東洋太平洋フライ級王者 2025年1月18日 - 現在 |
次王者 N/A |
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