永田丈晶とは? わかりやすく解説

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永田丈晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 11:19 UTC 版)

永田 丈晶(ながた じょうすけ、1997年12月11日 -)は、日本プロボクサー。第59代・第61代日本フライ級王者。協栄ボクシングジム所属。熊本県熊本市出身。入場曲は、THE BLUE HEARTSの『TRAIN-TRAIN

人物

熊本工業高校卒業後、中央大学に進学。なお熊本工業高校時代、国体で少年ライトフライ級の部で優勝経験がある[1]

2020年、中央大学卒業後、就職して一度ボクシングを引退するが[2]、周囲の選手がプロに進んでいる姿を見て求人広告会社に働きながらプロボクサーになる[3]

2023年3月、結婚[4]

来歴

2021年6月21日のプロデビュー戦は判定勝ち[5]

そして2023年4月1日、後楽園ホールにて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインで日本フライ級1位山内涼太と日本フライ級王座決定戦を行い、10回3-0(96-94×3)判定勝ちで日本王座獲得[6][7]

2023年7月1日、後楽園ホールにて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.4」のセミファイナルで飯村樹輝弥と日本フライ級タイトルマッチを行い、10回0-2(94-96×2、95-95×1)判定負けで日本王座陥落[8]

2023年12月12日、後楽園ホールにて行われた「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルで羅成好と対戦するも、8回1-2(79-73、75-77×2)の判定負けで再起ならず。

2024年4月5日、後楽園ホールにて行われた「ザ・グレイテストボクシング vol.46」のメインイベントで日本フライ級9位の大保龍斗と対戦し、8回3-0(79-73×2、77-75)の判定勝ちで再起と連敗脱出に成功した。

2024年12月8日、神戸芸術センターにて行われた「第71回千里馬スーパーファイト」で日本フライ級1位の小坂駿と日本フライ級最強挑戦者決定戦を行い、8回2-0(80-72、76-76、77-75)判定勝ちを収め日本王座挑戦権を獲得した[9]

2025年4月8日、後楽園ホールで日本フライ級2位の山内涼太と日本同級王座決定戦で再戦し、10回2-0(97-93、96-94、95-95)の判定勝ちを収め王座返り咲きに成功した[10]

2025年8月12日、後楽園ホールで元日本フライ級ユース王者で日本同級1位の野上翔と日本同級タイトルマッチを行うも、10回0-2(95-95、94-96、92-98)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[11]

戦績

  • アマチュア - 58戦30勝28敗
  • プロ - 11戦8勝3敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2021年6月21日 6R 判定3-0 鶴海高士(寝屋川石田) 日本 プロデビュー戦
2 2021年11月28日 6R 判定2-1 川崎智輝(SUN-RISE) 日本
3 2022年4月17日 8R 判定2-1 峯佑輔(六島) 日本
4 2022年10月11日 8R 判定3-0 中嶋憂輝(角海老宝石) 日本
5 2023年4月1日 10R 判定3-0 山内涼太(角海老宝石) 日本 日本フライ級王座決定戦
6 2023年7月1日 10R 判定0-2 飯村樹輝弥(角海老宝石) 日本 日本王座陥落
7 2023年12月12日 8R 判定1-2 羅成好 中国
8 2024年4月5日 8R 判定3-0 大保龍斗横浜さくら 日本
9 2024年12月8日 8R 判定2-0 小坂駿(SUN-RIZE) 日本 日本フライ級最強挑戦者決定戦
10 2025年4月8日 10R 判定2-0 山内涼太(角海老宝石) 日本 日本フライ級王座決定戦
11 2025年8月12日 10R 判定0-2 野上翔RK蒲田 日本 日本王座陥落
テンプレート

獲得タイトル

アマチュア

プロ

  • 第59代日本フライ級王座(防衛0)
  • 第61代日本フライ級王座(防衛0)

脚注

  1. ^ 『和歌山国体 重岡が3冠達成、永田が初V!』 熊本ボクシング 2015年10月5日
  2. ^ 永田丈晶 昨秋亡くなった父に捧げる王座 デビュー5戦全勝【ボクシング日本フライ級】 中日スポーツ 2023年4月1日
  3. ^ 東日本でプロテスト再開 100人超の待機者解消へ 熊本工高で国体優勝の永田丈晶ら受験 Boxing News(ボクシングニュース)2020年10月12日
  4. ^ 日本フライ級王者・永田丈晶が結婚「3月27日に入籍」 今後は2人で「猪っとずつ頑張っていきます!」 スポニチ 2023年4月23日
  5. ^ 2021年6月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 永田丈晶が5戦目で日本フライ級王者に 元WBO・AP王者の山内涼太を突き放す Boxing News(ボクシングニュース)2023年4月1日
  7. ^ 【ボクシング】永田丈晶が山内涼太に判定勝ち 天国の父に勝利をささげる「おやじのおかげで日本チャンピオンになれました」 サンスポ 2023年4月1日
  8. ^ ホープ飯村樹輝弥が日本フライ級新王者「さらなる高みを目指す」 日刊スポーツ 2023年7月1日
  9. ^ フライ級挑戦者は永田丈晶 カーニバル出場の松本海聖も勝利 移籍初戦の安村綺麗殊勲 Boxing News(ボクシングニュース) 2024年12月9日
  10. ^ 【ボクシング】新米パパの永田丈晶が日本王座返り咲き 山内涼太を約2年ぶりの再戦で返り討ちに サンケイスポーツ 2025年4月8日
  11. ^ 【ボクシング】野上翔、王者の永田丈晶に判定勝ちしてプロ6戦目で日本フライ級王者に 25歳の誕生日を自らの手で前祝い サンケイスポーツ 2025年8月12日

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
ユーリ阿久井政悟
第59代日本フライ級王者

2023年4月1日 - 2023年7月1日

次王者
飯村樹輝弥
空位
前タイトル保持者
飯村樹輝弥
第61代日本フライ級王者

2025年4月8日 - 2025年8月12日

次王者
野上翔



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