飯島信明とは? わかりやすく解説

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飯島信明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 09:48 UTC 版)

飯島信明
いいじま しんめい
生年月日 1858年7月18日
出生地 日本 甲斐国山梨郡
(現山梨県山梨市南)
没年月日 (1933-12-21) 1933年12月21日(75歳没)
所属政党 立憲政友会
選挙区 山梨県第2選挙区
当選回数 1回
在任期間 1920年5月 - 1924年1月31日
在任期間 1913年1月 - 1913年4月
東山梨郡会議員
在任期間 1894年8月 - 1899年9月
八幡村会議員
在任期間 1889年 - 1910年7月
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飯島 信明(いいじま しんめい、1858年7月18日(安政5年6月8日[1][2])- 1933年昭和8年)12月21日[1][3][4])は、明治から昭和初期の実業家政治家衆議院議員山梨県東山梨郡八幡村長。

経歴

甲斐国山梨郡、のちの八幡村山梨県[3]東山梨郡八幡村[4][5]を経て現山梨市[1])で、飯島兵右衛門の長男として生まれた[2]。漢学を修め[3]、1869年(明治2年3月)家督を相続した[2]

1890年(明治23年[注釈 1])6月に製糸業を創業し[2][6]、飯島製糸工場主に就任。その他、甲州金鳳社長、峡製糸取締役、七里銀行取締役、丸十繭糸商会重役、甲信石炭商会社長なども務め、蚕糸業など経済界の発展に尽力した[3][4][5][6]

政界では、1889年(明治22年)八幡村会議員に当選し1910年(明治43年)7月まで在任[2][3][5]。1891年(明治24年)八幡岩手組合村長に就任[1]。1894年(明治27年)8月、東山梨郡会議員に就任し1899年(明治32年)9月まで在任[1][2][3][5]。同年10月、山梨県会議員に選出された[1][2][3][5]。1911年(明治44年)8月、八幡村助役となり1912年(大正元年)12月まで務め[2]、さらに1913年(大正2年)1月、八幡村長に就任し同年4月に退任した[2]。1920年(大正9年)5月の第14回衆議院議員総選挙に山梨県第2区から立憲政友会所属で出馬して当選し[7]、衆議院議員に1期在任した[3][5]。その後、政友会山梨県支部長を務めた[1][4]

またキリスト教に入信して結城無二三が開設した八幡聖書講義所を支援し、1896年(明治29年)日下部村(日下部町)小原での教会堂(日下部教会)建設に尽力し、同教会の活動を支えた[1]

脚注

注釈

  1. ^ 『甲州古今人物辞書』33頁では明治22年。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 『山梨百科事典 創刊120周年記念版』48頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『山梨人事興信録』いノ部49-50頁。
  3. ^ a b c d e f g h 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』49頁。
  4. ^ a b c d 「飯嶋信明」『甲州古今人物辞書』33-34頁。
  5. ^ a b c d e f 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』36頁。
  6. ^ a b 『甲斐名鑑』30頁。
  7. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 第14回』15頁。

参考文献

  • 『山梨人事興信録』甲府興信所、1918年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第14回』衆議院事務局、1924年。
  • 『甲斐名鑑』甲斐名鑑刊行会、1931年。
  • 川手秀一編『甲州古今人物辞書』山梨協会本部、1938年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 山梨日日新聞社編『山梨百科事典 創刊120周年記念版』山梨日日新聞社、1992年。



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