風間欣吾(かざま きんご)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 05:50 UTC 版)
「悪魔の寵児」の記事における「風間欣吾(かざま きんご)」の解説
風間産業の社長。元職業軍人。数えで51歳。単なる成金ではあり得ぬ「戦後派のモンスター」と評される傑物。浅黒い肌もあってスペイン人を思わせる。背丈は5尺7寸。五十路とは思えぬ程に髪は黒々としており、艶やかな「烏の濡れ羽色」という古風な表現が似合う。10年前、人妻だった美樹子を略奪する形で結婚した騒ぎは、未だに記憶に新しい事件である。美樹子の夫だった有島忠弘とは金銭で話をつけたとされ、美樹子ごと忠弘から買い取ったとされる芝公園のそばにある邸宅に居住している。種子と夫婦だった頃に彼女の異常な言動に早々に愛想が尽きて夫婦生活は数えるほどしか無かったため、空閨を守れぬ種子が梅毒に犯されてしまったことを薄々は察しており、発狂して入院した種子の検査を担当看護婦に依頼した。
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