頭蓋形成術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 23:12 UTC 版)
外傷、感染、腫瘍、また脳浮腫への外減圧術などにより、頭蓋骨に変形、欠損が生じた場合に、手術を行い、外見上正常な頭蓋骨をもつように形成術を施すことを頭蓋形成術(英:cranioplasty、独:Kranioplastik)という。脳保護の他に、低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)防止の目的、美容上の目的などがある。形成時に用いる材質には保存自家頭蓋骨、自家腸骨、自家肋骨、金属(タンタル、ステンレススチール、チタンなど)、アクリル樹脂などがある。それぞれ適不適があるものの、アクリル樹脂を用いることが多い。
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