音楽と詩歌の競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 18:13 UTC 版)
「ピューティア大祭」の記事における「音楽と詩歌の競技」の解説
紀元前6世紀には、すでにピューティア大祭はギリシア全土で著名であり、最初は、アポローン神を称えるに相応しいよう、音楽と詩歌の創作・発表競技が行われていた。伝説では、このような競技は、アポローンがピュートーンの大蛇を打破したときより始まっているとされる。それほどに古くからこの地は、ギリシアの中心として有名であった(発掘調査では、ミュケーナイ時代以前に遡る遺跡も見つかっている)。 デルポイはフォキス県の南岸近くに位置し、その北東わずかな地点には、これもアポローンの聖地であるパルナーソス山が控えていた。この山の麓には、スタディオンと呼ばれる競技場や、また劇場があり、これらの施設がピューティア大祭の際の競技の場に使用された。
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