難波ロケッツとは? わかりやすく解説

難波ロケッツ

(難波ROCKETS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 18:45 UTC 版)

難波ROCKETS(ナンバロケッツ)は、大阪府大阪市浪速区にあったライブハウス、クラブ。

概要

1991年オープン。24時間の起動力を持ち、ライブ、クラブ、レンタル、多目的スペースと自由で融通が利くライブハウスであった。ライブハウスとしてオープンする前はリハーサルスタジオが営業していた。南海電鉄の高架下にあり、ライブ中に電車の音が聞こえることもあった。

オープンと同時期に結成されたL'Arc〜en〜Cielが1991年5月30日に初ライブをするなどホームグラウンドにしていたのを筆頭とし、現在の音楽シーンを彩るヴィジュアル系バンドなど多くのアーティストが舞台を踏み、関西ヴィジュアル系の聖地となる[1]。また深夜はクラブとして田中フミヤを中心に石野卓球ジェフ・ミルズらもプレイしたミニマル・テクノの聖地としても知られる[1]

チャットモンチ—BABYMETALの大阪初ライブは同店で行われた[1]

2016年2月末をもって閉店[2]

跡地は2023年10月28日に「HOLY MOUNTAIN」と「META VALLEY」の2つのライブハウスがオープン[3]

施設概要

ホール内の真ん中には大きな柱があるが、死角を補うため150インチの大スクリーンなど2つのスクリーンが用意されている。手作りサルサソースを使ったタコライスなどフードメニューも充実。

この規模のライブハウスには珍しくステージの裏側に楽屋があり、客席を通らずにステージへ向かうことができる。

収容人数
オールスタンディング300名、座席80席。
所在地
大阪市浪速区難波中2-11-1 なんばピア6025
交通
恵美須町駅Osaka Metro堺筋線
大阪難波駅近鉄阪神
大国町駅Osaka Metro御堂筋線Osaka Metro四つ橋線
難波駅南海Osaka Metro御堂筋線Osaka Metro四つ橋線

ステージに立った著名なアーティスト

脚注

  1. ^ a b c chi (2016年2月29日). “関西の音楽を支えた、難波ロケッツの歩み » Lmaga.jp”. Lmaga.jp. 2025年4月26日閲覧。
  2. ^ 難波ROCKETS、今月末で閉店”. 音楽ナタリー (2016年2月6日). 2016年2月8日閲覧。
  3. ^ EYESCREAM編集部 (2023年5月18日). “大阪・難波に新たに2つのライブハウス「HOLY MOUNTAIN / META VALLEY」がオープン”. EYESCREAM. 2025年4月26日閲覧。

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