雉も鳴かずば撃たれまい

実用日本語表現辞典

雉も鳴かずば撃たれまい

雉も鳴かずば撃たれまい（きじもなかずばうたれまい）とは、自ら目立つ行動を取らなければ、他人から攻撃されることもないという意味を持つ諺である。雉が鳴くという行動が、狩人にその存在を知らせ、結果的に撃たれる原因となることから、このような表現が生まれた。この諺は、自己の行動が自己の結果を生むという原因と結果の関係を示している。また、社会生活においては、無用なトラブルを避けるために、控えめな行動を取ることの重要性を示している。

（2023年10月26日更新）

キジも鳴かずば撃たれまい

読み方：キジもなかずばうたれまい
別表記：雉も鳴かずば撃たれまい

キジは鳴くことがなかったら猟師に気づかれて撃たれることもないだろうに、という意味の表現。転じて、無用なことを言わなければよいのに、無用なことを言ったばかりに災難を被っている、といった意味合いで用いられる言い回し。

（2012年7月18日更新）

デジタル大辞泉

雉(きじ)も鳴(な)かずば打(う)たれまい

読み方：きじもなかずばうたれまい

よけいなことを言わなければ、災いを招かないですむことのたとえ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

雉も鳴かずば撃たれまい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 00:31 UTC 版)

成句

雉（きじ）も鳴（な）かずば撃（う）たれまい

1. 余計な事を口に出したがために発言者が災難に見舞われることの譬え。

類義語

• 口は禍の元、藪を突いて蛇を出す

翻訳

• 英語: there is safety in silence ^(en)[1]

参照

• 沈黙は金、雄弁は銀