集議院とは? わかりやすく解説

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しゅうぎ‐いん〔シフギヰン〕【集議院】

読み方:しゅうぎいん

明治2年(1869)公議所後身として設置され議政機関太政官提出した議案審議した。同6年廃止


集議院

読み方:シュウギイン(shuugiin)

明治初年議政機関


集議院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 00:17 UTC 版)

集議院
しゅうぎいん
集議院印
種類
種類
任期制限 4年(2年ごとに半数改選)
沿革
設立 1869年8月15日(明治2年7月8日)
廃止 1873年6月25日
前身 公議所
後継 左院
役職
長官
議事堂
明治政府東京府

集議院(しゅうぎいん)は、明治政府が設けた国政諮問機関。

概要

1869年(明治2年7月)に政府は、公議所を改めて集議院とした(同時に待詔局を改めて、待詔院とし、また弾正台を設けた)。

公議所同様、立法および行政を含む国政全般についての審議を行った。議院は公議所から継続し、長官を議長と称した。公議所が議決機関としての性格を有し、自主的な建言も行っていたのに対し、集議院は太政官からの諮問への答申のみを行うようになり、諮問機関としての性格が強まった。

集議院の議決の採否の如何は太政官の任意であったため、議政権は萎縮した[1]

1871年以降会議は開かれず、同年8月左院所属となり、1873年6月に廃止された。

脚注

  1. ^ 宇田友猪・和田三郎編 編『自由党史 上』遠山茂樹・佐藤誠朗校訂、板垣退助監修、岩波書店岩波文庫〉、1957年、48-49頁。ISBN 4-00-331051-9OCLC 47412814全国書誌番号: 57004539 

関連項目

外部リンク

集議院』 - コトバンク




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