障壁画保存とデジタル再製画化
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「酬恩庵」の記事における「障壁画保存とデジタル再製画化」の解説
2009年(平成21年)5月から境内整備事業の一環として劣化が進んでいた方丈の障壁画(狩野探幽による障壁画43面、原在中による障壁画4面)のデジタル再製画化を伝統文化財保存研究所の石川登志雄監修、大日本印刷制作で行った。原画を非接触型高精細スキャナーで取り込みデジタルデータ上で劣化などによる汚れや破損部分を修復し、大日本印刷が独自開発したデジタル再製画化専用の和紙・印刷機・インクを使い再現され2010年(平成22年)4月15日から一般公開されている。原画は劣化を防ぐため境内の収蔵庫に保存されている。
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