階級・昇任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 01:47 UTC 版)
歯科幹部候補生に採用されると、曹長の階級を指定される。幹部候補生学校の卒業時に2尉に任官するが、免許取得後4年経過している場合は卒業時に1尉に任官する。 なお、歯科幹部採用の医官・歯科医官は免許取得後の実務経験年数に応じて階級が定められる。通常は幹部候補生学校卒業時に2尉となり、以後2佐まではほぼ例外なく昇任する。また1佐以上の階級への昇任は狭き門である。陸上自衛隊の場合、歯科医官の総員は約150名であるが、歯科医官の7割以上は2佐で占められている。また、陸幕衛生部には、海幕と空幕にある歯科衛生官という行政的な配置が存在しない。総合職の配置として病院副院長を歯科医官が兼ねる場合もある。 歯科医官で将官のポストは、自衛隊中央病院第一歯科部長(陸将補)一つのみである。海空には将官のポストはないが、海上自衛隊では、横須賀病院歯科診療部長を最後に退官した際に特別昇任で海将補に昇任したものが平成18年・25年・28年に存在する。
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