隋唐書風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 20:54 UTC 版)
「法隆寺金堂薬師如来像光背銘」の記事における「隋唐書風」の解説
隋唐書風とは、隋の墓誌や初唐の石碑に見られる書風のこと。主に楷書に対するもので、洗練さと謹直な筆勢が特徴である。六朝時代に南北で著しく趣を異にしていた書風は、隋代になると統一化と洗練化が進み、新たな楷書体へとその書風を進化させていった。やがてその鋭利で澄み切った書法は、初唐の欧陽詢らによって大きく開花されたのである(中国の書道史#初唐を参照)。
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