降圧剤の標的として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 09:55 UTC 版)
「アンジオテンシン」の記事における「降圧剤の標的として」の解説
アンジオテンシンII には血圧上昇作用があるため、これを作らせないか、またはその作用をブロックする化合物ができれば血圧降下剤として用いることができる。前者、つまりアンジオテンシン変換酵素 (ACE) の働きを止めるタイプの薬剤をアンジオテンシン変換酵素阻害薬と呼ぶ。またアンジオテンシンII の受容体に結合し、その作用をブロックするタイプの薬剤をアンジオテンシンII受容体拮抗薬 (angiotensin receptor blocker, ARB) と言う。いずれも臨床上重要な降圧剤として広く用いられている。また近年、これらの前の段階である、レニンを阻害するタイプの降圧剤も登場している。
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