阿群帶路圖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 10:11 UTC 版)
ヴィクトリア時代の公印 皇家香港警察の徽章 「阿群帶路圖」 (1876年〜1955年) 「阿群帶路圖」 (1955年〜1959年) 1876年から1959年までは、若干のデザイン変更があったが「阿群帶路圖(阿群の道案内)」と呼ばれる図柄が旗に取り入れられた。イギリスの国章の下にこの阿群帶路圖を組み合わせたものが紋章 (Colonial Seal Badge) として用いられた。この図柄はイギリス兵が初めて香港島に上陸した際、陳群という女性が道案内したという伝承を象徴するとされる。貨物が置かれ3人の人物がいる手前の陸地は香港島北岸、中国式の帆船ジャンクとイギリス商船の浮かぶ海はヴィクトリア港、向こう側の陸地は九龍半島を示す。1959年の紋章が正式に採用された後、旗からは消えたものの、この図柄は皇家香港警察の徽章や1993年以前に香港上海銀行が発行した香港ドル各券種の紙幣に印刷された紋章などに見られた。
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