阿羅壬の鏡とは? わかりやすく解説

阿羅壬の鏡

作者田中芳樹

収載図書黒竜潭異聞
出版社実業之日本社
刊行年月2000.10

収載図書黒竜潭異聞
出版社祥伝社
刊行年月2008.10
シリーズ名祥伝社文庫


阿羅壬の鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 02:31 UTC 版)

黒竜潭異聞」の記事における「阿羅壬の鏡」の解説

アラジンのかがみ) 時代:宋・南宋 歴史上の人物登場しないあらすじ 貿易港として賑わう南宋泉州定職に就いていない30代半ば張敬ちょうけい)は、これまで日銭稼いでいた金持ちの家の出入り禁じられ大事な収入源失いくさっていた。そこへ、異国人阿羅壬(アラジン)が儲け話持ちかけてくる。阿羅壬は桃林県で古い墓の盗掘をして財宝手に入れたという。 阿羅壬が手に入れたのは、秦鏡という古い鏡。早速その鏡を見せてもらうと、何と鏡面に一体の骸骨浮き上がっていた。これを高く売りつけるという阿羅壬に、美女の裸が見えるわけでもないのに誰がこんな気味悪いものを買うか、と諫めた。 それから2カ月後、阿羅壬はその鏡で医者真似事をして金儲けをしていた。骨折箇所一目瞭然で、病気が影のように写ることを学んだらしい。こうして仕事軌道に乗っていくが、ある日金持ち邸宅招かれた日の帰り道、その家に出入りする商人写り込み、彼が人ならぬ者で、泉州乗っ取ろうとしていることが分かってしまう。張敬は街を出て行こう提案するが、阿羅壬は不思議義侠心見せ、街を守ろうと言い出す。 関連項目 酉陽雑俎

※この「阿羅壬の鏡」の解説は、「黒竜潭異聞」の解説の一部です。
「阿羅壬の鏡」を含む「黒竜潭異聞」の記事については、「黒竜潭異聞」の概要を参照ください。

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