阿弥陀寺 (横浜市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 阿弥陀寺 (横浜市)の意味・解説 

阿弥陀寺 (横浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/31 13:59 UTC 版)

阿弥陀寺 あみだじ


本堂

所在地 神奈川県横浜市磯子区峰町560
位置 北緯35度22分0.8秒 東経139度35分50.0秒 / 北緯35.366889度 東経139.597222度 / 35.366889; 139.597222座標: 北緯35度22分0.8秒 東経139度35分50.0秒 / 北緯35.366889度 東経139.597222度 / 35.366889; 139.597222
山号 安養山 
院号 浄土院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 不詳
法人番号 4020005003447
阿弥陀寺
阿弥陀寺 (横浜市)
テンプレートを表示
阿弥陀寺の山門

阿弥陀寺(あみだじ)は、神奈川県横浜市磯子区にある浄土宗寺院

歴史

創建年代は不明である。ただ『新編武蔵風土記稿』では、元々「道場」という場所に位置していたが、「鎌倉戦争」の時に現在地に移転したとしている[1]。この「鎌倉戦争」は何の戦いを指しているのかは不明であるが、室町時代中期には既に存在していたものと推測される[2]

当寺の観音堂には観音菩薩像が安置されている。これについて、以下のような逸話がある。744年天平16年)、「佐野近世」という人物が継母に殺された娘と先妻の菩提を弔うため松浦山に籠っていた。そこに仏師と称する翁が現れ、7日間かけて観音像を彫り近世に渡した。この像は各地を転々とした後、浄土宗本山知恩院の了鑑の手に渡り、自分が得度した当寺に寄進したものである。通常は秘仏であるが、2021年令和3年)に観音堂改修記念で開帳された[2][3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ 新編武蔵風土記稿 峰村.
  2. ^ a b 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年、168-169p
  3. ^ 43年ぶり 秘仏を御開帳タウンニュース金沢区・磯子区版(2021年9月9日)

参考文献

  • 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年
  • 「峰村 阿弥陀寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ79久良岐郡ノ7、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763986/67 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  阿弥陀寺 (横浜市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「阿弥陀寺 (横浜市)」の関連用語

阿弥陀寺 (横浜市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



阿弥陀寺 (横浜市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの阿弥陀寺 (横浜市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS