防水ファスナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 07:32 UTC 版)
2枚の弾性シートをエレメントで締め付けることで水の浸入を防ぐようにしたファスナーである。耐水性によりライトデューティータイプ、ミディアムデューティータイプ、ヘビーデューティータイプの3種に大別される。後者の方が耐水性、耐久性とも高いが、価格が高価になるのみならず、柔軟性が犠牲になる欠点がある。水面での活動にのみ用いられるドライスーツではライトデューティータイプのファスナーを使ったものがあり、作業潜水等に用いられるドライスーツにはヘビーデューティータイプのファスナーを使ったものもあるが、一般にはミディアムデューティータイプのものが多く用いられている。尚、ごく一部のドライスーツには防水ファスナーを用いないタイプも存在する。それはO式と呼ばれる構造で、胸に大きく開いた開口部を専用のヒモで縛る方式であり、主としてコマーシャルダイバー(職業ダイバー)用として古くから使われている。
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