長谷寺修二会(だだおし)
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長谷寺では毎年2月8日から14日まで7日間、本尊十一面観音に対する悔過法要が行われる。結願の2月14日、ほら貝や太鼓が響く中、松明をもって本堂の周囲を赤・青・緑の鬼が走り回る「だだおし」が行われる。長谷寺を開山した徳道上人が閻魔大王より授かったという「檀拏印(だんだいん)」を押印した「牛玉札(ごおうふだ)」の法力で松明を持った赤鬼、青鬼、緑鬼を退散させる行事。1953年(昭和28年)までは、赤鬼だけが内陣に出たり入ったりして、人々は鬼が持つ松明を奪い合った。「だだおし」の「だだ」は、東大寺で行われる「達陀(だったん)」も「だだ」であり、同語源であるとの説がある。
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