長胸神経障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/11 19:40 UTC 版)
経路が長く浅いため、伸長や外傷によって損傷しやすい。運動中の怪我としては、腕を広げた状態で脇を強打してしまうというのが典型的である。長期間重い荷物を肩に背負った場合に損傷することもある。外科手術においては、乳癌の治療の腋窩リンパ節郭清で損傷することがある。パーソネージ・ターナー症候群(英語版)によって障害が引き起こされることがある。 症状が軽い場合は肩の後ろや肩甲骨がヒリヒリ痛む程度である。前鋸筋が麻痺すると翼状肩甲(英語版)を引き起こす。ただし、翼状肩甲は僧帽筋の麻痺によっても引き起こされる。
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