長明とは? わかりやすく解説

ちょうめい〔チヤウメイ〕【長明】

読み方:ちょうめい

鴨長明(かものちょうめい)


長明

名字 読み方
長明ながあき
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

長明

読み方
長明ながあき

長明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/05 05:28 UTC 版)

ちょうみょう/ちょうめい
長明
? - 康保元年から3年?
? - 964年から966年?
没地 信濃国水内郡 戸隠山
(現:長野県長野市
宗派 天台宗
寺院 戸隠山
釈長明火定所(戸隠神社
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長明(ちょうみょう/ちょうめい、? - 康保元年(964年)から康保3年(966年)の間?)は平安時代戸隠山の僧。

来歴・人物

25歳で言語を絶って法華経を読誦し、さらに3年は横にならなかった。康保年間(964年 - 968年)に「私は一切衆生喜見菩薩である。ここに来るまでにすでに三回身を焼いた。今命が尽き、兜率天に上る」と言って、薪を積んで焼身した[1]。『拾遺往生伝』によれば、永保1081年 - 1084年)年間である[2]

戸隠神社奥院に「釈長明火定所」と言われる場所があり、「釈長明火定之所」と記された古碑と五輪塔がある[3]。『善光寺道名所図会』(1849年)によれば、五輪塔には「康保三丙子」とのみ記されているとあるが、文政9年(1826年)に戸隠山に登ったという羅渓慈本は「勤行大精進捨所愛之身/康保三丙寅」と記されていたと書いている[4](康保3年は丙寅)。また、二澤旅館(旧宿坊・醍醐坊正智院)の庭に供養塔がある[5]

伝記

出典

  1. ^ 『元亨釈書』。『長明』 - コトバンク
  2. ^ 大日本仏教全書」, 国立国会図書館, p. 49
  3. ^ 戸隠観光協会「戸隠古道」。『善光寺道名所図会 巻之4』。『釈長明火定所』 - コトバンク
  4. ^ 天台霞標』「大日本仏教全書」, 国立国会図書館, pp. 811-812
  5. ^ 戸隠観光協会「戸隠宿帖

参考文献

関連項目



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